2008.05.06 Tuesday 01:27
くっくり
一昨年、中国で『論日本』という反日国策(?)漫画が発売されたが、それには“日本人は食人が好きなので死体を砂糖漬けにして食べた”“日本軍は残虐で、殺し尽くし、焼き尽くし、奪い尽くす三光作戦を展開した”などの記述がある。
アメリカの心理学者S・キーンの『敵の顔』によれば「敵のイメージは自我の否定的側面から構成される」とある。
つまり「自分達ならこうする。だから日本人もそうなるに違いない」という深層心理から生まれた記述なのだ。
ちなみに日本語の“光”に殺す、焼く、奪うといった意味はない。
ところで“生きて虜囚の辱めを受けず”という戦陣訓は日清戦争の時に生まれたものだ。
日本兵が中国側に捕まったら最後、想像を絶する拷問が待ち受けていた。生きたまま、耳を切られ、目を潰され、腕や足を切られ、何週間もかけてジワリジワリといたぶられながら殺された。
そこで日本軍の司令官が「敵の捕虜になったら最後、地獄の苦しみを味わう。そうなるまえに自決せよ」と部下に指令を出した。
それを第二次世界大戦に東條英機がまとめたものが戦時訓で、いわば中国との戦争から生まれた軍人心得なのだ。
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