「ムーブ!」中国の死刑&対日宣伝工作と同じ手法がチベットに

2008.05.06 Tuesday 01:27
くっくり



堀江政生
「減り方は凄まじいですよね」

加藤明子
「はい。ただ別の人権団体の調査によりますと、去年7500人から8000人もの人々が死刑執行されたとも言われているんです」

堀江政生
「さっぱりこの数字がわかりません。これ、上村さんは『オリンピック前で公表していないだけ』なんだと。もともと、ま、公表はしていないんでしょうけれど」

上村幸治
「もともと出してないんですが、今、最高裁の方に全部データが挙がってくるんですね。だからほんと言うと数字出せるんですが、ま、人権問題とかですね、今でこそチベット言ってますが、ダルフール問題とかありましたんで、やはりイメージ良くないということで、まあ抑えているという状況ですね」

堀江政生
「実数は全然わからない、結局は」

上村幸治
「わからないです」

堀江政生
「この死刑、日本とは大きく意味合いが違います」

image[080422-05keihou.jpeg]

加藤明子
「はい。中国では実は1979年まで建国以来、刑事法がありませんでした。79年に刑法と刑事訴訟法が制定されまして、97年に一度改正されて厳罰化されたんです」

堀江政生
「この死刑が適用される罪というのがちょっとびっくりするぐらいありまして、73種類もあるんですね。殺人・放火・爆破、まあこういったものは分かります。そして国家安全危害罪、まあこれは国家の転覆を目的とする犯罪ということで、中国のような国ではこういうことが死刑になるんだろうなというのは分からないではないんです。ところが、たとえば去年に言い渡されたもので、いくつか例を挙げてみますと」

image[080422-06sikei.jpeg]

加藤明子
「はい。勤務先の銀行からおよそ6億4000万円横領し宝くじを購入したとして、元銀行員2人が業務上横領の罪で死刑になりました。また国家食品薬品監督管理局の局長が製薬会社から1億円相当の金品を受け取り、ニセ薬を承認したとして収賄・職務怠慢罪でまたこれも死刑になっています」

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