「ムーブ!」門前にチベット旗 勇気ある僧がまた一人
2008.05.03 Saturday 01:50
くっくり
お寺と言えば、胡錦濤が来日時に訪問する予定となっている法隆寺、唐招提寺には、受け入れ中止を求める手紙、電話、ファックスなどがたくさん送られてきているそうです。「チベットで仏教徒を弾圧する中国の指導者はふさわしくない」という内容です。
両寺は今のところ、予定通り胡錦濤を受け入れる方針とのことですが(J-CAST4/30)、聖火リレー出発地点を辞退した善光寺のような英断が求められるところです。
それとチベット問題ばかりがクローズアップされていますが、東トルキスタン(中国での呼び方は「新疆ウイグル自治区」)の問題も忘れてはいけません。
5月2日付産経新聞に亡命ウイグル人らの国際組織、世界ウイグル会議の事務局長、ドルクン・エイサさんのインタビューが載っていました。
皆さんご存知でしょうが、東トルキスタンも長年にわたり、中国からひどい弾圧を受けてきました。
――中国は建国後60年間にわたり、この土地を侵略し、略奪の限りを尽くしてきた。
裕福な人は「反革命分子」として土地を奪われ、中国に反発する人は「分裂独立主義者」として投獄され、虐殺されてきた。
最近では1990年、西部のカシュガル市近くの村で宗教弾圧への抵抗組織の存在を知った中国当局が子供を含む8000人を殺害。
97年、グルジャ市で女性10数人を連行した中国当局は、彼女らの解放を求めた市民約300人を射殺した。今年の追悼集会でも18人が殺された。
それだけではない。中国は64年から96年まで46回も自治区内で核実験をした。多くの人々が死亡し、放射能の影響は現在も残っている。
一方、中国政府は移民政策を進め、漢民族は現在5割を超えている。
文化的迫害もひどい。2003年から大学でのウイグル語による授業を禁じ、05年からは幼稚園や小中学校でも禁じられた。ウイグル独特の建物は壊され、中国的な建築物が次々に建てられている。――
以上、産経からドルクン・エイサさんの訴えを短くまとめてみましたが、これらは中共による虐殺や弾圧の本当にごく一部です。
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