2008.04.29 Tuesday 01:29
くっくり
中国人のふたりと真正面から議論したつもりだった。
収録が終わり、顔をひと洗いして、帰ろうとエレベーターへ。
そのエレベーター近くで、中国のふたりのうちのおひとり、女性が、「青山さんが話をさせてくれなかった」とスタッフをかき口説いている、いや訴えているところに、偶然ばったり出くわした。
ぼくは気にせず、エレベーターから「どうぞ」と言うが、女性は「もう、一緒になんか乗りたくない気分」とおっしゃる。
そうですか、と行こうとすると、乗ってこられた。
そして、まるで収録中のときのように強く、なにかをおっしゃる。
ぼくはいつも、どんなに激しくやり合っても収録が終わればノーサイドと考えているから、ちょっとだけ意外に思う。
「心配なさらなくても、あなたの発言はちゃんと放送されますよ。ぼくの発言はいつも、大半カットされますから、あなたが心配することはありません。大丈夫です」と言う。
まんま、本心をありのままに言った。
すると女性は、「それが分かっていて、あんなに妨害されたのですか」
妨害?
まさか。
あなたのように、どんどん話せるひとを、妨害したくてもできるもんじゃありません。
…と思ったが、何かを答えるまえに、エレベーターはもう車寄せに着いた。
当然ながらレディファーストで、先にクルマに乗られるよう勧めながら、中国のひとは実際たくましいなぁと内心で感嘆する。
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