「アンカー」タンカー襲撃の背景にエネルギー危機(聖火リレーも)

2008.04.25 Friday 00:56
くっくり


「はい、軍艦。その、中国海軍の戦闘艦を出すと言ったんです。それでまあ、それ交渉してんのは要するに外務省の役人ですから、日本の。『え、軍艦出す?そんな、日中戦争になったら大変だろ』みたいな感じで引っ込んだわけです。ところがですね、それが違うんですよ。そうじゃなくて、今、画像も出ると思いますけど、私と私の下の研究員たちはこの尖閣諸島の周り、実際に行ってまして、海外自衛隊機も活用したし、他の手段も用いて、このガス田に実際に行きまして、そこで目にするのは中国海軍の、海軍の船なんです」

山本浩之
「軍の船?」

青山繁晴
「軍の船。すなわち海洋調査船、科学調査船と言ってるけども、本来は中国海軍の船です。ね。もっとはっきり言うと、たとえば最前線にいる海上自衛隊の、誰とは言いませんよ、しかしほんとは海上自衛隊の人たちは、それ日々見てるわけですよ。ガス田にはもうとっくに中国の軍部が出てる。これは中国を非難するために言ってるんじゃなくて、こんなの世界の常識で。というのは、たとえば中国は宇宙開発は空軍がやってんですよ。この海洋開発は海軍がやってるわけです。ね」

一同
「ああー(納得)」

image[080423-12keyword.jpeg]青山繁晴
「それどうしてかと、中国なりに、中国はよくも悪くもっていうか、中国はやっぱりいい点は中長期的に物事を見てるから、やがて世界はエネルギーの奪い合いになる、それは自分とこの人口どんどん増えるから分かるわけです。だから自前のエネルギーをどうしても確保しなきゃいけない。そのためには一番力を持ってる、さっき僕が言ったこの『この眼でみた力』っていうのは、そういうこと言ってるわけです。ね。日本では軍隊っていうと、何でもかんでも戦争する道具に見えますが、いや、違うんです。諸国の常識はもうそうじゃなくて、むしろこういう一番、その、強い力を使わなきゃいけない時に、あるいは強い組織を使う時には軍部を使ってるわけです。すなわちですね、この東シナ海ガス田開発について日中が合意しようと思ったら、中国の軍部を納得させないきゃいけないわけです。すなわち日本の外務省と中国の外交部でいくら話をしてても、軍部は、これちょっと出して下さい」

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