「アンカー」タンカー襲撃の背景にエネルギー危機(聖火リレーも)

2008.04.25 Friday 00:56
くっくり



一同
「ああー(納得)」

青山繁晴
「で、これは日本を含む西側諸国の、今のところのそういう政府機関の見方、一致してるとこなんですね。で、それが国家なのか企業なのか、それ分かりません。これ、今のところ逃げちゃったんで。ほんとは衛星も含めて、あとは見てると思いますから、やがて明らかになるかもしれないけれども。重大なのは、今まで精製施設を持った所が海賊に発注して、それによってこういう精製前の原油を積んだタンカーが襲われる事件っていうのは今までなかったんです。じゃあどうして起きたのか。たとえば新聞には、日本がたとえば海上自衛隊のガードがないからだろうとか、いろんなこと書いてある。そういう背景もあるでしょうけど、一番大きいのはやっぱりエネルギーの事情が全然変わったと。つまりもう世界はエネルギー戦争に入ってて、たとえば北極が地球温暖化で氷が今、溶け出してるんですが、その重大な事態なのに、氷が溶けるんだったら北極の下のエネルギーを取れるっていうから、あの大人しかったカナダ海軍まで今、北極海に海軍の軍艦をいっぱい出して、ロシアと、ま、にらみ合ったり小競り合いしてるっていう現状にあるわけです、本当はですね。で、そうするとこれが一件だけ起きたんじゃなくて、今後ずっと世界は資源を奪い合う、新しい紛争の世界に入っていって、つまり今までなかった事件が起きていく、その最初じゃないかという見方がある。そこが非常に重大なんです。そしてですね、但しこれ、あの、公平に言っとかなきゃいけないのは、いろいろ不審な点はあるんです。というのは、この大型タンカー『高山』、15万トンの大型タンカーなんですが、荷は空だったんです。これからサウジアラビアの港に入って……」

山本浩之
「あ、原油は積んでなかったんですか?」

青山繁晴
「まだ積んでなかったんです」

村西利恵
「行きし、だからですね」

青山繁晴
「ええ。で、それを知って追っかけるわけはないから、おそらくこれ小手調べって言いますかね、その、そういうその、ちょっとやってみようかと、その、襲えるもんかと。これ船を沈めるのが目的じゃなくて、大型タンカーを止めさせて、攻撃して止めさせて乗り移って、そのまま船ごと奪っていくっていうのが普通の手口なんですが、それやれるのかどうかをおそらくトライアルでやったんだろうと。それ、よけい怖いっていう話になるわけですね、今後起きていくと」

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