「アンカー」五輪聖火リレーとポスト福田

2008.04.10 Thursday 01:52
くっくり



山本浩之
「あ、そういう意味でのドキドキ感はあるってことですよね。これ青山さん、この問題というのはさらにまた大きくなっていくと思われるんですけれども、どういうふうにお感じですか」

青山繁晴
「あの、今、室井さんが言ったね、4月26日の長野は、善光寺から始まるでしょう?で、善光寺って天台宗の別格本山でもあるんですよね。浄土宗の別格本山でもあるけど。で、天台宗の中から、この、姫路の別格本山からですね、このチベット問題で抗議する僧侶が現れて、この関西テレビの別な番組で生放送で発表されたりしてるわけですよ(拙エントリー4/7付:「ぶったま!」チベット問題 天台宗僧侶の勇気ある発言参照)。そうするとその、長野の聖火リレーが今まで考えられてたようなその、ニコニコだけで終わる聖火リレー、もう終わるはずがない状況になってますよね。で、室井さんが言ったことはね、僕、健全な感覚だと思うのは、逆に全く何もなく終わったらね、日本はどうしたんだって話にもなるし、もめたらもめたでね、どうしたんだって話になるし、だからこれはやっぱりオリンピックの命運そのものがおかしくなってるっていうことで、北京五輪をどうにかしたいなら、中国当局はどうにか対応を変える以外にないですよ。あとね、ちょっと一つ違うことを言うとね、あの、最初にロンドンでね、小柄な女性キャスターがこう聖火持ってたら、男に掴まれたでしょ、聖火そのもの。あれで日本…、僕が聞いてる限りで言うと、日・米・英の警備当局はもうあの、肝が冷えたと。おそらく中国も肝が冷えてるだろうと。というのは、ロンドン警視庁というのはIRA、アイルランド共和国軍と戦ってきた警察だから、警備、すごい力持ってるでしょ?それが万全な警備してて、やすやすと奪われたでしょ?だからやっぱり道路走ってるランナーを守るのは無理なんだと。ということは、北京五輪の本番のマラソンになった時に、テロ、防げるのかと。チベットとかウイグルの関係のテロを防げるのか。防げないんじゃないかと。だから聖火リレーの発想から、マラソンが無理じゃないかという話になってて、で、ロンドンの後のパリはもう、だめだからバスも入れたんですよ。走れないから。だから火も消したわけです。だからね、単なる聖火リレーの問題じゃないんです」

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