映画「靖国」は税金投入にふさわしいか?

2008.04.04 Friday 20:44
くっくり



 仮にこれが「戦争賛美」の映画だったら、朝日はやっぱり政治介入を推奨するんでしょ?
 「思想的に偏った映画に私たちの血税を投入することは適切ではない。国会議員は何をしているのか。税金の使い道を監視する義務があるはずだ」てな感じで。結局ダブスタなんですよね。

 しかしこの問題、「国会議員が言論弾圧した」みたいに一方的な伝え方をしてるメディアも多いですね。
 木曜の「ミヤネ屋」は特にひどかったです。何と助成金の件は一切スルー!
 サヨク傾向著しい金曜の「ムーブ!」ですら、助成金のことはちゃんと伝えてたのに。
 (ちなみに若一光司氏は上で紹介した朝日社説と全く同じ主張をしてました。「稲田さんが本当にそう思ってるなら、上映を広く呼びかけるべきだ」って(^_^;)

 「ミヤネ屋」の方は、コメンテーター一同、「議員が言論・表現の自由を脅かすようなことしちゃだめ」と言うばかり。
 (浅野史郎氏だけは「自主規制をした映画館の方に問題がある」と議員側を擁護してたけど)
 問題の出発点はあくまで「助成金の使い道として適切なのかどうか」だったはずなのに、いつのまにか「政治介入」「言論弾圧」にすり替わってるという。何なんでしょうね、ほんとに。

 幸い、大阪の十三、京都の映画館が予定通り上映をすると決めたそうです(毎日4/3)。他にも、全国の10数館の映画館が予定通り5月以降に上映するとのこと(北海道新聞4/4)。
 良かったです。上映されなきゃ批判もできませんし。稲田さんたちがこれ以上悪者にされるのもたまりませんし。いったん中止を決めた映画館も上映を決断してほしいです。

 余談ですが、4/2付の朝日社説および天声人語を、4/3付の産経抄が批判。
 すわ「文通」復活か?と思ったんですが、今のところ朝日からの反応はないようです(^_^;

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