「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題

2008.04.01 Tuesday 00:24
くっくり


「そうなんです。先端産業に欠かせないレアアース(希土類)は、世界の産出量の9割が中国にあります。うち、ほとんどが内モンゴル自治区にあると言われています。さらに広西チワン族自治区には、スズやマンガンの埋蔵量が国内一です。そして新疆ウイグル自治区には石油・石炭が豊富にあります」

上村幸治
「ですから、もともと、だからこういう版図を守りたいというふうな意識もあったし、それから国境沿いですね、つまり安全保障の問題もあって、押さえておきたいというのがありました。でもこういうレアメタルがどんどん見つかって、そういう意味での重要性っていうのもさらに強まっているんですね。ですから非常に一生懸命、懐柔しようということをしてるわけですね」

堀江政生
「で、この少数民族に対する、実は押さえつけるだけではなくて、優遇措置というものも取っていたというんですね」

image[080325-18yuuguu.jpeg]関根友実
「そうなんです。アメとムチで言えばアメの部分なんですが、一人っ子政策の制限を受けません。さらに大学入試の合格ラインを漢族より下げています。そして北京オリンピックの選手選考にあたり、実力が同じならば少数民族を優先してるそうなんです」

堀江政生
「何でこういうアメ、アメでも何で一人っ子政策の制限を受けないようなところをしてやる、あげるのかっていうのが、よくわかんなかったりしますね」

上村幸治
「これ、あの、少数民族の人口、少ないもんですから、一人っ子政策は適用しないで、増やしてもいいですよということにしてるんですね。で、彼らは非常に家族を大事にしますから、そういった意味では彼らにとっても喜ぶと。そういう懐柔、アメですね」

image[080325-19hakai.jpeg]堀江政生
「そういったことでアメの部分もある。しかし少数民族が抱える不満っていうのは、この程度のアメではとても解決できないわけですね。中国政府の発表によりますと、1990年以降、新疆ウイグル自治区を中心に200回以上の破壊活動、そして死者はあわせて200人に及ぶというようなデータも出ています」


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