「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
2008.03.18 Tuesday 02:38
くっくり
もちろん法律の問題とか色々あるのはわかりますが、こういうことがいちいち問題にされるって、日本は大丈夫なんだろうかと。
つーか、日本人、全般的に台湾に関心なさすぎでしょう。日本の安全保障を考える上で決して外すことができないのに。
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その台湾で22日、総統選の投開票が行われます。日本の今後にも大きく関わってくるでしょう。
中国寄りの野党(国民党)ではなく与党(民進党)の候補に勝利してほしいところですが、なかなか難しいようです。
今年1月、立法院(国会)選挙で野党が与党に大勝しました。結果、議席の3分の2以上を国民党が占めることとなりました。
総統選に関する数日前の台湾の世論調査では、国民党の馬英九候補が民進党の謝長廷候補を大きくリードしています(どちらに投票するかまだ決めかねている人も大勢いるらしいですが)。
国民党は統一派という印象が強いので、日本人としては「国民党の方が人気があるなんて、台湾人は独立する気がないのか?」と安易に考えてしまいがちです。
が、今回の選挙は実は「独立」は大きな争点にはなっていないそうです。
台湾の内政を見ますと、陳政権の金銭スキャンダル、経済の悪化などいろいろあって、多くの台湾人が国民党の経済政策―対中経済開放により国内経済の活性化を図る―に期待せざるをえない状況にあるようです。
要するに今の台湾人にとって、「独立」よりも経済優先、今の自分の生活優先になっているのでしょう。
それはもちろん理解できますが、長い目で見たらどうなんでしょう?議会だけでなく総統まで国民党が押さえてしまったら、台湾は今後どうなるのでしょう?
昨年末に台湾の行政院大陸委員会が行った世論調査によれば、独立に関しては台湾人の86.5%が「現状維持」を求めているのだそうです。
国民党憲章には「国家の富強と統一の目標を追求する」と明記されているのですが、馬候補はこれを封印、つまり独立云々については「私の任期中にはやらない。現状を維持する」と公約しているそうです。
が、信用してよいのでしょうか。政権を取るために言っているだけでは?と、つい疑ってしまいます。
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