「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
2008.03.18 Tuesday 02:38
くっくり
堀江政生
「そして、こう、陸・海・空と増大している中国ですが、さらに、いやこれ宇宙戦争も視野に入れてるのではないかと言われるぐらい、宇宙開発も積極的なんです」
image[080311-10uchu.jpeg]関根友実
「はい。えー、去年1月には中国は弾道ミサイルで人工衛星を破壊しました。しかし中国は宇宙の平和利用だと、あくまで平和利用なんだと主張しています。しかしこんなこともあったんです。アメリカの人工衛星に対してチカチカチカとレーザー光線を照射したりなんかしました。果たして本当に平和利用なのかと疑いが持たれています。えー、2月には全地球測位システム、GPS衛星の『北斗』を独自開発に成功しました。えー、さらに10月、月探査周回衛星の『嫦娥(じょうが)1号』の打ち上げに成功しています」
堀江政生
「ほんとに平和利用なんでしょうか」
上村幸治
「えー、まずですね、中国で宇宙開発をしてるのは軍なんですね。それからもう一つは、これから10年先、20年先を考えた場合、えー、安全保障、軍事で最も影響を持つのは宇宙だと言ってるんですね。それからあの、いろんな核軍縮なんかの条約会議の中で、非常に宇宙での核実験停止に対してですね、非常に抵抗を示してる。いろんな徴候から見てですね、どうも中国は宇宙で宇宙戦争、宇宙を利用した戦争をどうも視野に入れた戦略を作ってるんじゃないかと、まあそういうふうな指摘が出てきてるわけですね」
堀江政生
「さらにサイバー戦争もあり得るのではないかと、アメリカは警戒しています」
image[080311-11saiba1.jpeg]関根友実
「そうなんです。アメリカ国防総省の中国軍事動向に関する年次報告書の中に、こんな一節がありました。『アメリカ政府を含む世界のコンピューターネットワークが過去1年間、不正侵入にさらされた』ということなんです。実際、各国の報道によれば、イギリス外務省やフランス国防省、ドイツ憲法擁護庁というところがハッカー攻撃を受けていたことがわかりました。アメリカによれば、侵入の手口はサイバー戦争にも使えるものだとしているんです」
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