「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
2008.03.18 Tuesday 02:38
くっくり
関根友実
「そうなんです。なぜならば、台湾で初めて総統直接選挙が行われました。その直前に中国はミサイル演習で威嚇したんです。それに対してアメリカは空母機動部隊を派遣しました。いわゆる台湾海峡危機が起きたんです」
堀江政生
「んー、ま、今年もそういう騒ぎがね、台湾危機なんて言われてますよね」
上村幸治
「ええ、まあ今年はあの、たぶんこういう演習にはならないと思いますが、この96年に台湾海峡危機があったあとですね、米中関係ってのは改善したんですね。つまりお互い戦争状態では困ると。ところがそのあと、どんどんその、ミサイルとかをですね、増強したんですね、中国は。えー、だから96年ぐらいから、その、異常な伸び方をさらにするわけですね。えー、これはつまり台湾を意識したもんだというふうに見られてるわけです」
堀江政生
「今月の22日、まあ、まあ、その台湾の総統選挙がありますが、こんな不穏な動きもあるんです」
image[080311-08fuji.jpeg]関根友実
「こちら7日付の夕刊フジなんですが、【中国軍 青年将校『台湾攻撃』血判状】と出ています。えー、中国の人民解放軍内で、台湾とただちに開戦すべしと書かれてある血判状を若手軍人らが提出し、いわばクーデターが起こったことが政府内部の証言でわかったという記事なんですね」
堀江政生
「どうなんですか」
上村幸治
「これ、あの、胡錦濤さんがあの、軍の中からですね、2020年ぐらいまでを目途に、ま、あの、統一を目指そうと。2020年にダメだったら、○○(聞きとれず)してもいいんじゃないかっていうふうな議論があったのを、胡錦濤さんが抑えて、とりあえず現状維持で行きましょうっていうふうに言ったんですね。で、それに対して非常に軍の中に不満が高まってまして、いろんな声が出てるんです。これはたぶんその中の一つであって、だから国家としての正式な意見じゃなくって、軍の中の火遊び的な発言だと思いますね」
image[080311-09taiheiyou.jpeg]堀江政生
「うーん。で、この台湾有事に備えてということなんですが、軍事力を拡大している中国について上村さんは、いや、台湾どころか太平洋進出という大きな戦略を考えている、将来、太平洋の東半分はアメリカで、西半分は中国で支配しようと提案したこともあると言うんです。太平洋進出なんでしょうか?こんなこと、ほんとに考えて……」
[7] << [9] >>
comments (27)
trackbacks (5)
<< 「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘 >>
[0] [top]