「アンカー」横須賀基地ルポ(付:中国毒餃子)

2008.03.06 Thursday 02:40
くっくり



image[080305-02studio.jpeg]青山繁晴
「そうです。初めて漁船の側の、漁船の操舵室、まあ半分になってますけど、操舵室、発見された。これはその、単なる発見されたということではなくて、非常に大きな意味を持ってます。というのは、その、海難事故というのはですね、基本的に一方だけに100%原因があるってことはまずないです。で、僕は今、海上保安庁の政策アドバイザーもしてますが、その立場から海難事故をたくさん見てますし、それから記者時代に海難事故を取材した経験から言っても、一方だけ悪い事故っていうのはまずなかったです。というか、一例も見たことがないんですね。で、今回、漁船の操舵室が見つかったことによって、この事故の時の漁船の行動についてもフェアな捜査が入りますから、あの、ある意味では今までイージス艦の問題に集中してたけれども、捜査がさらにフェアになっていくということ、言えると思います。だけれども、この番組でも先週申しました通り(2/28付:「アンカー」イージス艦衝突の真相と中国毒入り餃子事件を参照)、東京湾に近づく中で、自動操舵にしたまま艦長が寝ていた問題っていうのは、これは絶対に、最終的に避けて通ることはできないと思います。で、それだからこそ、じゃあどうしてそういう緩い状態にあったのか、その緩みがどこに本質があるのかということをですね、それをまず見るために現場に行こうと考えたわけです。で、その現場なんですけれども、現場というのはもともとその、もちろん海の上なんですけれど、今、VTR見ていただいた通り、その事故を起こしたイージス艦が本来は舞鶴の船なんですけれども、今、現場に近い横須賀に入ってるわけですね。で、その横須賀にいる『あたご』の様子と、それから海上自衛隊の横須賀基地っていうのは実際はどんな基地なのかっていうのを見ていただくと、かなりのことがわかると思います。で、それをこれから現場のルポとして見ていただくんですが、まず、その、ちょっと地図を見ていただきたいと思います」

image[080305-03map.jpeg]青山繁晴

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