「アンカー」洞爺湖サミットの危機と課題(細切れぼやきも)

2008.02.21 Thursday 02:10
くっくり



(ドイツサミット(2007年6月)の映像)

 また、去年のドイツサミットでは、一部の過激な反グローバリズム運動が警官隊と衝突。首脳たちの宿泊先と会場を結ぶ鉄道と線路を占拠し、現場は大混乱となった。

 今回の洞爺湖サミットで警備を担当する北海道警は、テロ対策に神経を尖らせている。

image[080220-17takahasi.jpeg]北海道県警 高橋清孝 本部長
「イスラム過激派のテロはですね、何でもありなんです。飛行機を乗っ取って突っ込むとか、あるいはまあ、自爆テロも日常的に行われています。……日本警察としても、過去4回のサミットとは全く異質の警備になりますから、いかに封じ込めるかというのは、非常に難しい課題です」

 今回のサミットが日本の分かれ道になると言う青山。
 しかし山の上に立つサミット会場の立地条件が、警備を難しくしていると指摘する。

image[080220-18map1.jpeg]青山繁晴
「これを見て下さい。サミット会場、ウィンザーホテル、山の上のホテルですが、まず大きな洞爺湖があります。この一周で山手線に相当します。ものすごく大きいですね。それから、ここには内浦湾という海(地図左下)が広がっています。テロをやる側からしたら、この水を利用するという恐れが非常にあります。アテネでオリンピックやった時には、水の中に水中ソナー、超音波を入れてですね、その、テロリストを防いだってことがありました」

image[080220-19map2.jpeg]青山繁晴
「それからもう一つ、空からの脅威も考えなきゃいけません。ここに洞爺湖があって、サミット会場ですね。新千歳空港と丘珠(おかだま)空港があります。丘珠空港っていうのは、昔使ってたちょっと小さな空港ですね。もしもハイジャックされた飛行機があったら、非常にぶつかりやすい、ぶつけやすい、当てやすいっていう、かなり重大な問題があります。……たとえばセスナのような小型機に、ダイナマイトを積んだだけで、このホテルに当てるまでにおそらく5分ぐらいしかかからないので、イージス艦とか地対空ミサイルを配備すると思いますけれども、それすら間に合わない、それを使っても間に合わないという恐れがあるわけです」

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