「アンカー」洞爺湖サミットの危機と課題(細切れぼやきも)
2008.02.21 Thursday 02:10
くっくり
訪れた者を驚かすのは、明るく広い空間のロビー。
そこから見渡すことができる洞爺湖の全景は格別です。
青山繁晴
「ちょっとこんなロビーは、僕もいろんな世界のホテル行きますけど、見たことないです。この一面のグロスを通して火山湖の洞爺湖が見えます。こう、火山湖らしい水の色がこう、光によって変わる感じと、あの真ん中の中島……。社交辞令でなくて素晴らしい眺めです。この雰囲気の中で8人の首脳が話し合おうっていうのは、日本にとってもきっといいイメージ作りになると思います」
image[080220-08enkaijo.jpeg] 世界の首脳たちが国際的な経済問題、政治課題を話し合う会議場になるのは、こちらの大宴会場。
しかし青山は、そこに至る廊下に注目。
image[080220-09roka.jpeg]青山繁晴
「会場に入って行くんですけど、本当はこういう廊下をですね、普段のサミットでもいろんな首脳が雑談をしながら歩きます。実はその雑談が一番大事で、このドアを開けて会場の中に入っちゃったらそれはむしろ公式の場なんで、話はがらりと変わってしまう。本音はこういう歩きながらの雑談でするんです。で、僕は今まで実際見てきたサミットで言うと、それに、雑談に加われる日本の首脳っていうのはほとんどいなかった。中曽根さんと小泉さんだけです。この廊下で福田さんが、その、英語の会話、雑談に入れるかどうか。それが案外、僕たちのこの日本の運命を変えたりするんです」
首脳たちをもてなす料理も、サミット開催中の話題の一つ。
去年の暮れ、サミットのために総料理長として招かれたのは中村勝宏さん。
30年前、本場パリで日本人として初めてミシュランの星を獲得したシェフが、腕を振るう。
image[080220-10nakamura.jpeg]中村勝宏 総料理長
「ま、『食』っていうのはね、まあほんとに環境問題で、ま、食の安全とか、食の衛生面とか、環境問題とか、もう直結してるわけ、当然ながらね。地元のその、たとえばその、豊浦の下に、あの、漁港も農協もありまして、内浦湾で素晴らしいホタテ貝のね、養殖とか、背景として、北海道ですよね、地元。で、またこうした洞爺湖サミットですから、こう、地元の食材も出来るだけっていうことは、当然のことだと思いますし、ま、そういうのを(食材を)これから見極めていくという段階ですね」
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