「アンカーSP」安倍辞任と大連立の真相

2007.12.26 Wednesday 02:05
くっくり



一同
「んーー」

青山繁晴
「そして、だんだん時間がなくなってきたんですけども、このお話でね、皆さん腑に落ちること、いくつかあると思うんです。たとえばこの後ね、小沢さんが、じゃあ福田さんがせっかく総理になって、いよいよ福田内閣もできて、11月初めに会談をやって、それで大連立の話を民主党に持って帰ったら嫌がられた。それだけで突然、代表辞めるって言いましたね。これもよくわからない話だったでしょ。今振り返ると」

一同
「うん、うん」

青山繁晴
「ほんと、ここも小沢さんの気持ちを推し量ればですけれども、自民党と2カ月間もやってきたわけでしょ」

一同
「ああー……」

青山繁晴
「それで総理の首まで差し替えといて、それで自分が党に帰ったら、『ああ、できませんでした』じゃすまないから」

江川達也
「なるほどね」

青山繁晴
「実は自由民主党に向かって、『私は辞める』という、いわばケリをつけようとした」

一同
「はあー……」

江川達也
「なるほどね」

村西利恵
「党内をまとめられなかった……」

青山繁晴
「そうです。それから最近のニュースで、思い出して下さい、さっき出た渡辺恒雄さんが真相の一部を明らかにしましたね」

一同
「ああー……」

青山繁晴
「あの連立話は自民党から持っていったんじゃない、小沢から持っていったんだと言いましたね、最近。小沢さんは、『いや、そんなことは知りません、そんなはずはない』と言ってるけれども、この話とはぴたり符合する。そして最後に皆さんに申し上げたいのはですね、安倍さんがただただ下痢で辞めただけだったら、この国はいったい何なのかって話でしょう?せっかく若い52才の総理が出て、賛否両論あってもとにかく理念を掲げてやろうとした政治家が、わけもわからず辞めた、この国の政治はだめなことだけなのかとみんな思ってるでしょうが、もう一回言いますが、賛否両論あっても安倍さんは戦後体制を覆そうとしたから、大きな大きな、『今までのままでいてくれ』という勢力に潰されたという側面を考えれば、実は安倍さんは生け贄になったんで。世の中が大きく変わろうとする時、この国にも幕末って青春があった。その時にたとえば坂本龍馬は32才で死んだ。そのようにたくさんの生け贄が必要なんで、そこを考えれば、安倍辞任という今年一番わけのわからないニュースにも希望があると」

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