新「南京大虐殺記念館」まだ30万人て言うとんのか!

2007.12.15 Saturday 03:08
くっくり



 中国が現在主張している「犠牲者30万人」という数字ですが、埼玉県立大学教授などを経て現在はユーラシア21研究所理事長を務めている吹浦忠正氏によれば、南京師範大学の張連紅教授(侵華日軍南京大屠殺研究中心主任)が、「30万人という数字は政治的な数字である」と認めています(吹浦氏のブログ参照)。
 このことは、メディアでも伝えられました(産経07/2/1)。

 何せ「白髪三千丈」のお国柄です。抗日戦争全体の被害者数にしても、中国の主張する数字が年を追う毎に増加してきたのは有名な話です。
 ちなみに終戦時に国民党が発表した死者数は130万人でしたが(死傷者は438万人とした)、現在では死傷者は3500万人にまでふくらんでいます。


 看過できないのは、中国の欧米における反日宣伝活動が日本にもたらす影響です。
 特にアメリカでは歴史問題において対日評価がどんどん低下、逆に中国寄りになってきていることは、ここ数年のニュースを丹念にご覧になっている方にはおわかりだろうと思います。

 アメリカのスタンフォード大学の、有名な反共産主義の研究所である「フーバー研究所」には、デタラメ本「ザ・レイプ・オブ・南京」の著者であるアイリス・チャンの銅像が置かれてあるそうです。

 寄贈したのは人権、歴史問題で対外宣伝工作にあたる中国の組織「中国人権発展基金会」で、この銅像は南京虐殺記念館に置かれているチャン氏像とまったく同じものだそうです(産経07/2/20)。
 チャイナロビーがアメリカの政界や財界だけでなく、大学の中にまで広がっているのです。

 米インターネット大手AOL副会長(当時)のテッド・レオンシス氏による映画「南京」は、公開当時は思ったほど反響はなかったようですが、公開から1年近くかけて注目度を高めたようです。

 米映画芸術科学アカデミーはこのほど、来年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門のノミネート候補15作品に、マイケル・ムーア監督の「シッコ」などとともに「南京」を取り上げたそうです。

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