「アンカー」遺棄化学兵器処理めぐる汚職疑惑&東シナ海ガス田
2007.12.06 Thursday 02:07
くっくり
山本浩之
「はい。民主党議員、小沢さんをはじめおよそ50人がですね、中国を訪問するため、明日、明後日の衆院本会議は、室井さん、中止なんだそうですよ」
室井佑月
「うん、中止にしてまで行かなきゃいけないことがあるの?それ」
山本浩之
「そこですよね」
室井佑月
「だから、さっき青山さんが言った利権が絡んでるってこと?」
山本浩之
「日中にも巨大利権の闇ということで、非常に気になるお話だと思うんですが、さっそくそれでは解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。あの、利権の話に行く前に、やっぱりこれから総理や小沢さんがどうすんのかというところから、まずきちんと見たいと思います」
image[071205-05kaidan.jpeg]村西利恵
「はい。VTRのおさらいになりますが、こちら、ご覧いただきましょう。政治家の訪中、最近のものからですが、今月の1日には高村外相らが日中ハイレベル経済対話に参加しまして、3日に胡錦濤国家主席と会談を行っています。そして明日から小沢代表ら民主党議員およそ50人が訪中予定。明後日、胡錦濤国家主席と会談予定となっているんですね。そして福田総理ですが、訪中の予定、これは今月下旬または来年早々にもと言われています」
青山繁晴
「ま、年末になるべく行きたいっていう福田さんなんですけどね。まずこの、福田さんが行く前に小沢さんがね、明日から大挙して行くってね、そして胡錦濤国家主席と、野党の党首なのに会っていただけるって話でしょう。これ、あの、国民の方が感じること、おそらく僕と同じだと思うんですけど、まるでですね、この、胡錦濤国家主席って、現代の中国の皇帝のような人にね、拝謁させていただく、先を争っているように見えますよね。総理の前に小沢さん、こうやって大挙して行きたいと。しかも国会を中断してまで行きたいというのはね。たぶん小沢さんにとってはそういうこと言われるのは心外で、きっと怒るでしょうけど、これ見たら、そう見えますよね。で、そういう、要するに、中国に擦り寄らなきゃいけない日本なのかなってムードの中で、高村外務大臣が胡錦濤さんと、これも外務大臣レベルなのに胡錦濤国家主席と会えたと。会談できた。これ久しぶりなんですけどね。日本の外務大臣が国家主席に会えたのは。これも皇帝陛下と会った時にね、その、何を言われたかは、だからこそ気になるわけですね。この時に、胡錦濤国家主席は実は大事なことを言ってて、今、VTRでもあった東シナ海のガス田開発についてね、『争いは棚上げにしましょう』というキーワード入ってたんです。棚上げって言葉ね。で、これが一番要注意なんです、日中の間では。というのは、一般的に何でも棚上げっていうと、先送りだから要注意ってことは一般論としてわかると思うんですが、このガス田については一般論ですむ話じゃなくて、ちょっと古い話で恐縮だけれども、1969年、今から38年前にですね、国連が報告書を、全く当時新しかった報告書を出しました。その報告書には、私たち日本の領土である尖閣諸島を中心とした東シナ海の海底には、まだ誰も触ってない油田とかガス田が開発できる見通しが強いということを、報告で出したんですね。それ、もう一回言いますが、1969年です。そのわずか3年後の1972年に、皆さんご承知の通り、当時の田中角栄首相が中心になって、つまり旧田中派が中心になって、日中国交正常化というのをやったんですね。ですから、当然、世界は、じゃあその尖閣諸島の問題はどうするんだと注目してたら、日中共同声明で一言も何も触れられてない、出てこなかった。それ、どうしてか。その真相はですね、『東シナ海、ガス田その他の問題は30年間ほど棚上げにしましょう』、棚上げという約束を交わしたから、日中共同声明には何も出てこなかったわけですよ。じゃあその30年間、実際何が起きたかというと、日本は実際に棚上げにしてしまって、とにかく目の前の油をサウジを中心とした中東から買うだけ。中国は試掘、採掘を30年間ずっと行ってきて、今、すでにもう実用段階に入ってるわけです。で、その証拠の写真をちょっと見ていただきたいんですが」
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