「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)

2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり


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 まちがった被害者意識

image[071024-02frip.jpeg]山本浩之
「『まちがった被害者意識』――」

青山繁晴
「はい。で、たとえば守屋さんは僕は記者時代からもう16〜7年つきあってますから、直接本人に聞いてますから、そのお話を含めて、皆さんにお話ししたいと思います」

山本浩之
「じゃあコマーシャルのあと、青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 昨日審議入りしたばかりの新テロ特措法案。
 しかし早くも、今国会中の成立を危ぶむ声が出始めている。

 大きな障害となっているのは、相次いで明らかになった防衛省の疑惑。

民主党 鳩山由紀夫幹事長(今月23日)
「防衛省は腐敗と情報隠しの伏魔殿だと」

 補給艦「とわだ」の航海日誌を破棄した情報の隠蔽の「J」。
 アメリカ艦船への給油がイラク戦争に不正転用された疑惑の「F」。
 守屋前防衛事務次官が防衛専門商社から接待を受けていた金銭問題の「K」。

 これらを合わせ、民主党は「JFK疑惑」と名付けた。

 防衛省から年間100億円規模の受注を受ける防衛専門商社、山田洋行。
 守屋前事務次官はその元専務から、高級クラブでの飲食やゴルフの接待を頻繁に受けていた。

守屋武昌 前防衛事務次官(今月21日)
「大臣の方に私の考え方を今やりとりしている最中でありますから、役所との方の話が終わりましたらお話ししたいと」

 実は疑惑が報じられる2カ月前に、青山は守屋氏本人に疑惑について問い質したという。
 その話の中身とはいったい――。

 今日は防衛省内の奥底に流れる本質をズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「はい。今回のその防衛省に絡んだ一連の問題をこれ、JFKというふうに名付けてるっていうのが、僕はちょっと釈然としないんですね」

室井佑月
「何で日本語で、情報とかもJなの?」

山本浩之
「それはやっぱり阪神からヒントを得てるとしか僕思えないんですけど」

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