Nスペ「激流中国『チベット』」
2007.10.09 Tuesday 00:16
くっくり
女性従業員
「もとの値段が高いですから」
仕入れの10倍の値が付くことも珍しくありません。
張暁宏社長
「市場が何を求めているのかわたしには分かります。観光客はだれもが、その土地の文化を体験したいと考えています。そうでなければ何のためにラサに来るのでしょう。仏教文化がなければあなたはラサに来ますか?来ないでしょう。必ず、その土地の文化を体験させなければならない」
四川省で年商100億円あまりを売り上げてきた張社長。
まだ市場経済に慣れない地元スタッフにその経営哲学を教え込んできました。
(従業員を集めた会議室で)
image[071007-09danketu.jpeg]女性幹部(?)
「右手を挙げてください。……団結、服従、高効率発展」
従業員一同
「団結、服従、高効率発展。団結、服従、高効率発展。団結、服従、高効率発展」
開業1年。競争を勝ち抜くため、張社長はさらなるコストダウンを決断しました。
張暁宏社長
「ホテルのレストランの利益率は、四川省の成都ならば普通65%だ。もし利益率が65%を下回ったらコックか仕入れ担当者の責任だ。今後1%でも低くなれば、7500円の罰金を科すことにする。各自、責任をもって仕事に取り組んでほしい」
ここで働く従業員の半数はチベット族。
農村や遊牧地域から現金収入を求めてやって来ます。
観光客にうけのよい民族音楽の演奏は高い収入につながります。
(ホテルの片隅で演奏をするチベット族男性ら)
斡旋業者の男性(?)
「(ホテルの女性幹部(?)に)彼らを雇うのは問題ないでしょう。……(チベット人らに)中国語は聞き取れるかい?」
チベット人男性A
「少しだけ」
斡旋業者の男性(?)
「チベット語の読み書きは?」
チベット人男性A
「大丈夫です」
斡旋業者の男性(?)
「もう外に物ごいに行くんじゃないぞ」
こうしたチベット族の若者22人が所属する芸能部門。
民族音楽で客を出迎えます。
image[071007-10chure.jpeg] ここで働き始めて3カ月になるチュレさん(23)です。
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