産経/竹島特集「波頭を越えて」第3部

2007.10.06 Saturday 01:18
くっくり


 「『竹島の日』条例には大いに賛同するし、領土問題は主張しないと解決しないのだから、外務省は政策を転換すべき。本来、外務省に働きかけ、動かすのが国会議員の役割なのに、島根県選出の議員は、政府が本腰を入れていない問題をそこまでやりたくなかったんでしょう。でも、私はそれでいいとは思わない」

 8月25日、連合中四国ブロックは、隠岐の島町で「竹島の領土権確立を求める集い」を初めて開催しました。
 連合総合組織局長の大塚敏夫氏は「連合としては竹島問題はまだ議論し尽くされていないが、労組、民間でできる課題を検討していきたい」と今後積極的に取り組む方針を明示しました。
 基調講演した拓殖大教授の下條正男氏は「右とか左とか何党だからではなく、日本人としてどうあるべきかを考える問題。連帯を組んで取り組む必要がある」と連合にエールを送りました。

 島根県知事を5期務めた前知事の澄田信義氏は「条例ができて初めて、過激なナショナリズムに走らず、感情的になりすぎずに議論できる雰囲気が、日本にできた」と話しています。
 条例を機に、日本各地の自治体で韓国の自治体との交流が途絶え、澄田氏は批判の矢面に立たされましたが、「領土問題については是は是、非は非で冷静に互いの主張を述べ、その一方で交流親善を進めるのは、決して矛盾しない」と持論を貫きました。

 引退後、澄田氏は北東アジア地域の自治体でつくる国際組織「北東アジア地域自治体連合」*7で問題解決の糸口を探っています。
 「条例で交流が断絶した韓国の慶尚北道と島根県が、ここだと知事同士で会える。1対1ではできない議論が『多対多』だと案外できるんです。ここから新たな方策が見えてくるかもしれません」

 ____________________________まとめここまで


【【【補 足】】】


*1 伊達彪さん(81)

 山陰中央新報07/7/5付に、韓国の軍艦に拿捕された際の生々しい証言が掲載されています。


*2 今年3月に発売された韓国の総合雑誌「月刊中央」に、「1965年独島密約説」という見出しの特集

 中央日報07/3/19付に「月刊中央」の内容がざっと載っています。読んでたらめちゃ腹立ってきました(-.-#)

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