つのださんと靖国の話がいつの間にやら福田さんの話に
2007.09.22 Saturday 03:18
くっくり
(この箇所がどのように変遷したかは、06/4/15付拙エントリーの【4/8付エントリー及び4/13付エントリーで紹介した加藤紘一のHPにようやく訂正文が入りました】の項を参照)
次期総理大臣就任がほぼ確定している福田康夫さんは、さすがに靖国神社に位牌があるなんて思ってないでしょうが……。
「福田総理」が誕生したら、靖国神社はどのような扱われ方をするのでしょうか。今から心配です。
こういう人ですから、参拝して下さいなんてことは私は全く思いません。
それより気がかりなのは、またぞろ「新たな追悼施設建設」を言い出さないか?ってことです。
福田さんは官房長官時代の2001年12月、国立戦没者追悼施設を建設する構想を立ち上げ、私的諮問機関「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」を発足させました。
その主旨は、「中国、韓国に文句を言われないように、神道やナショナリズムに基づかず、過去を反省し、不戦の誓いをする平和記念施設を造ろう」というものでした。
首相や閣僚、外国の要人をその適当にでっち上げた施設に参拝させ、靖国神社はもう国とは関係ないものにしてしまおうという、姑息で卑劣な企みでした。
同会は「追悼・平和祈念を行うための国立の無宗教の恒久的施設が必要と考えるが、最終的には政府の責任で判断されるべきだ」という主旨の報告書を提出しましたが、幸い時の政府が動くことはありませんでした。
2005年になり、今度は超党派の議員連盟が国立戦没者追悼施設を目指し、「国立追悼施設を考える会」を発足させました。会長は山崎拓(自民党)、副会長は鳩山由紀夫(民主党)と冬柴鉄三(公明党)というメンツで、福田さんも発起人の一人です。
以下、新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論から引用させていただきます(出典は靖国神社編『英霊の言乃葉』)。
海軍少尉 齋藤幸雄命
神風特別攻撃隊第六神剣隊
昭和二十年五月十一日
沖縄方面にて特攻戦死
宮城県出身 二十歳
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