日朝作業部会まとめと拉致問題停滞の内的要因

2007.09.08 Saturday 01:39
くっくり



青山繁晴
「前にお目にかかった1年半前と、今の、今日ですね、その間の出来事考えると、何か動きがないと報道しないから、北朝鮮の核とか6カ国協議とか、そういう話はいっぱい出るけど、拉致被害者や、それから被害者の家族の方が今どうされてて、で、日本国民や日本政府にどうしてほしいかって話が、この1年、ずいぶん減ったと思うんですよ」

有本嘉代子
「だからあの、この頃ね、よく言われるんですね。ほんとに、この、あの、『拉致が進展なくて、ほんとに気持ちの上で、イライラなさいますでしょ』と言うてる方があるんですね。で、『私たちも見とってね、イライラしてるんですよ』って、どこ行っても、何かの人が声かけて、そない言うて下さるんですけどね、私はそうじゃなくて、今ね、この、今まで運動してきた中でね、一番気が穏やかなんですよ」

青山繁晴
「ほぅー」

有本嘉代子
「あの、もう、相手があることでしょ。あの国がもう、どう動くかですけど、あの国が動かんことにはこれ、解決しないんですよ、絶対に」

青山繁晴
「まあはっきり言うと、あの体制が変わらなければ、解決はしないと思うんですけど、最終的には」

有本嘉代子
「だけど、国内はもうきちっと、することして下さってるという気持ちがあるのでね。一番今、心安らか言うたらおかしいですけれど、そんな気持ちです」

 青山さんはおそらく暗に「金正日体制が続く限り、いくら安倍さんでも解決は無理なんですよ」と言っているのだと思いますが、嘉代子さんは安倍さんなら何とかしてくれると安心しきっておられるように見えます。

 その後の「アンカー」では、参院選と有本家を絡めた特集がありました(拙エントリー8/2付:「アンカー」小沢が創価と接触?&拉致家族の7・29参照。後半部分です)。
 嘉代子さんはそこでも、このようにおっしゃっています。

有本嘉代子
「安倍総理がなられてから1年近くになるけれど、全然動いてないじゃないかって。当たり前ですよ。19年20年経ってもこんだけしかできてないのに、半年や1年で解決するなんて私ら全然思ってません。今までの人はきちっとしてくれなかったから、その方に気が、もう何とかしてもらわなんという気持ちがあったけども、今は安心して安倍総理に任せといたらいいという気持ちでおりますから、気分的にはもう一番楽なんですよ、今」


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