2007.08.28 Tuesday 00:08
くっくり
安倍晋三首相は27日午前、自民党役員人事に着手し、幹事長に麻生派会長の麻生太郎外相(66)、総務会長に二階派会長の二階俊博国対委員長(68)、政調会長に無派閥の石原伸晃幹事長代理(50)を起用した。首相は午後の臨時閣議での辞表取りまとめ、公明党の太田昭宏代表との党首会談を経て、夜に改造内閣を発足させる。
首相は午前9時に党本部入り。26日に幹事長就任で合意済みだった麻生氏らと会い、新三役を決めた。麻生、二階両氏は派閥の領袖だが、いずれもミニ派閥。町村、津島、古賀の主要3派から1人も三役に入らない異例の布陣となった。
幹事長代理は細田博之元官房長官(町村派)、国会対策委員長は大島理森元農相(高村派)、選挙対策総局長は菅義偉総務相(古賀派)、参院国対委員長は鈴木政二官房副長官(町村派)を充てた。衆院議院運営委員長には笹川尭氏(津島派)を推す。
日中関係筋によると、中国の対日政策責任者が「七人のサムライ」と呼んで頼りにしている現役の自民党議員がいる。(1)河野洋平(2)福田康夫(3)野田毅(4)二階俊博(5)加藤紘一(6)山崎拓(7)高村正彦−で、順位は「親中」の度合いと期待度なのだという。
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