「日本の、これから」第二部(2)

2007.08.20 Monday 00:32
くっくり


 
西尾(男)39才 公務員【1】
「……から……ですという考え方に対して、ちょっと考え直してもいい時期ではないかと思います(拍手)」

三宅民夫
「(交通整理)9条との関係でもう一回捉え直してみようと思うんですが、高坂さんは【2】と【3】ですね。迷っておられるんですか」

高坂節三 元 経済同友会憲法問題調査会委員長【2】と【3】
「いや、二つあるんです。で、だいたい先ほどの沖縄の方とか、小林よしのりさんの意見とほとんどいっしょなんですけども、その前提として先ほどもちょっと細川さんがおっしゃいましたけど、実態としては今、日本の国民のわずか17%が自分の国を守ろうとしているという状態。特に20代と30代の若者は1割を切ってるんですね。こんな状態で【3】を上げることができないというのが一つ。さらに悪いことに、それなら国民は日々の暮らしを国に頼りませんか頼りませんかといったら、頼るという人が7割もいるわけですよ。アメリカはこの数字が全く逆なんです。だから日本が自分の国は自分で守るんだという覚悟ができて、そして国に頼らない、たとえば福沢諭吉はどう言ったかというと、国を支えて国に頼らずと言ったわけです。ところが今の日本というのは、国に頼って国を支えずなんです。ここの議論をもう一度考え直さないと、いつまで経ってもこんな議論になってしまうと僕は思う(会場ざわざわ)」

武内陶子
「視聴者の方の意見をちょっと紹介いたします。そのアメリカとの関係ですが……」

【視聴者からの意見】

62才会社経営
「これ以上アメリカの自由きままに日本を使われたくない。ましてや日本の若者の血を他国の利益のために一滴たりとも流してはならない。今や憲法、特に9条は対アメリカの無謀な世界戦略への強制的協力から日本を守る砦でもある(拍手)」

65才主婦
「皆様の意見を聞いていて腹が立ちます。日本が平和で好き勝手なことを言えるのは平和ボケ。アメリカに守られているから近隣諸国が仕掛けて来ないのです。莫大な金額をアメリカに支払い日本は守られている。アメリカが日本を守ってくれなくなった時のことを原点に置くべきです(拍手、会場ざわざわ)」

三宅民夫
「憲法9条、今、アメリカとの関係で考えるとですね、スタジオの大勢というのはけっこう弱めていくべきという人が強くて、そうなると憲法9条というのが意味を持ってくるということにもなるわけですが、赤池さん、今【1】を上げておられました?ということはアメリカとの関係を強める?」

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