「日本の、これから」第一部(1)

2007.08.18 Saturday 00:40
くっくり


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【番組冒頭VTR】

 終戦から62年。
 戦争放棄を定めた憲法9条を人々は今どう受け止めているのでしょうか。

 (街の声)

護憲(20代女性)
「絶対守らなきゃいけないと思いますね。原爆を落とされてる国でもあるので」

改憲(60代男性)
「もちろん改正すべき。うん。自分の国は自分で守るっていう気概を持つと」

改憲(50代男性)
「今の時代とずれてれば変えてもいいと思ってますよね。世界の平和のためにやっぱり自衛隊がどうのこうのっていろいろありますよね。外へ出ていくの。あんまり反対しないんですよ」

護憲(70代男性)
「当然守らなきゃでしょう。あの戦争の痛みというのを痛切に体験してるから。絶対に変えるべきではない」

 (昭和22年5月3日。万歳する人々)

 日本国憲法の施行から今年で60年を迎えます。
 この間、日本と憲法9条を巡る状況は大きく変化してきました。

 北朝鮮によるミサイル発射や核開発。
 中国との領海を巡る問題。

 周辺諸国の情勢に危機感を抱き、9条の改正を求める人たちもいます。
 「憲法の改正を成し遂げていきましょう」(講演会風景)
 全国の若手経営者などで作る日本青年会議所。
 国を守るためには自衛隊を軍隊にすべきだと主張しています。

 「9条を守ろうー」(デモ風景)
 一方、9条は守るべきだという人たちの運動も広がっています。
 地域の自治会や職場などで作る9条の会。
 全国で6000を超えるグループが活動しています。(会合風景)

 国会では今年5月、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が成立。
 早ければ3年後にも、国民一人一人が憲法改正の是非を問われる可能性が出てきました。

 (立命館宇治高校)この高校では国民投票の実施を見すえて、9条を巡る議論を授業で行いました。

改憲派男子
「国を守る時にミサイル飛んできて、そのミサイル撃ち落とすことも一つの攻撃だと思うので、やっぱり9条を守りぬくことはできないと思います」

改憲派女子
「私は正直、徴兵制は悪くないと思います。国民のその意思で守ろうというのがあると思うんで、それで徴兵制が出てくるんなら、私は行きます」

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