「日本の、これから」第一部(1)

2007.08.18 Saturday 00:40
くっくり


 
武内陶子
「こんばんは」

三宅民夫
「今日は8月15日、終戦の日です。はかりきれない犠牲を生んだ先の戦争。それを受けて廃墟の中に生まれたのが日本国憲法です」

武内陶子
「今年は施行60年の節目の年です。中でも私たちが戦争と平和を考える上で大変重要なのが憲法第9条ですが、これに関しては様々な考え方が出てきているようです」

三宅民夫
「こちら(パネル)に9条があります。一項と二項から成ってるんですね。(条文読み上げ)『第9条、一項。日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』『二項。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』」

武内陶子
「60年間、一度も変わらずに続いてきたこの憲法ですが、今年の5月に国民投票法が成立して、初めてその改正の手続きが整いました」

三宅民夫
「さあスタジオの皆さんに伺います。あなたは憲法9条の改正についてどう考えますか?改正が必要だという方は【1】の札を、改正の必要がないという方は【2】の札を上げて下さい」

Q:憲法9条の改正、どう考える?

【1】改正する必要ある
【2】改正する必要ない

武内陶子
「さあ今回のスタジオには、全国から20代から80代までの、憲法9条に対してさまざまな考えをお持ちの方に集まっていただいております」

三宅民夫
「(スタジオ見渡して)伊沢さん、どちらですか。……【3】?え?それは回答にないんですけど(笑)」

伊沢(男)42才 すし屋経営【3】
「僕、護憲派でも改憲派でもないんで、わからないというんじゃないんですが、意見はあるんですが、憲法って国民の幸せを守るための大切な道徳であり規則だと思うんですよ。国の根幹にあるものだと。それはできれば義務教育の中でどんどん子供たちに理解させ、議論ができる民度の高い国民を作ってから、その先に話し合って決めればいい。まだ今は早い」

森(女) ソプラノ歌手【1】
「私はこの憲法9条というのは大変問題のあるものだと思っております。そして日本国がこれからきちんとした国としてやっていくためには、必ずこれを改正してまともなものにしなければ、この先のいろんな問題は解決できないと考えております」

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