「ムーブ!」段ボール肉まんの真実は?

2007.07.21 Saturday 03:07
くっくり



(中略) 一方、市民の間にはメディアへの不信と同時に、新型肺炎が蔓延(まんえん)した2003年に報道統制により事実を隠蔽(いんぺい)した“前科”がある北京市当局に対する疑心暗鬼も広がっている。

 インターネットの人気の言論サイト強国論壇には「少なくとも段ボール肉まんが存在するかしないかの結論は出ていない」「ちょっと様子をみてみよう。この事件はまたどんでん返しがないとも限らない」「(北京市の当局者は)成績のためなら、真実も黒く塗りつぶしてウソにする」といった声が寄せられている。

 段ボール入り肉まんが実在するのなら、中国食品の信用は大いに失墜しますね(もともと信用なんてないけど)。
 逆にあれが本当に「やらせ」なら、今度は中国の報道の信憑性が問われることになります(もともと信憑性は薄いんですけど)。

 というわけで、どっちに転んでも、今回のことは中国にとって対外的にかなりのイメージダウンになったことには変わりないでしょうね。

 ちなみに、“中国製”の安全性にまつわるニュースを検索してみたら、この2〜3日の分だけでもこれだけありました。

<中国食品>ショック!中国おみやげの定番「大白兔キャンディ」から発ガン物質検出?―上海市(Record China7/19)
【中国】フィリピン政府に反論「キャンデーに有害物質ない」(サーチナ・中国情報局7/20)

【中国】ペットフード問題、中国政府が原料の生産中止命じる(サーチナ・中国情報局7/20)
米で中国製懐中電灯を回収 日本製を偽った電池が発火(朝日7/18)
中国製調理玩具でやけどの恐れ=100万個を自主回収−米(時事通信7/20)
米、中国製コーヒーメーカーを自主回収(FujiSankei Business i 7/20)

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