「ムーブ!」段ボール肉まんの真実は?

2007.07.21 Saturday 03:07
くっくり



 匿名を条件に取材に応じた米国務省のある関係者は18日、日本政府が「慰安婦」問題をイラクの復興支援と結びつけたことを強く批判し、「日本はワシントン・ポスト紙に“慰安婦を強制動員した証拠はない”という意見広告を掲載したり、今回“警告”の書簡を送るなどして、状況をさらに悪化させようとしている」と語った。

 日本のメディアは伝えていない「米国務省」の不快感。“匿名”なのでどこまで信用していいのかわかりませんが……。
 国務省といえばヒル、ヒルといえば6カ国協議。
 「日本よ。北朝鮮問題でアメリカと上手く連携したかったら、慰安婦問題でこれ以上反論するな」という、朝鮮日報なりのメッセージだったりして。


【やばいぞ日本】第1部 見えない敵(5)モノいわず静かに静かに(産経7/20)

 竹島問題について、黒田勝弘さんの論説です。

 竹島・独島問題で反日感情が盛り上がった2005年以来、筆者(黒田)はタクシーの運転手をはじめ韓国人から「日本が独島を自分のものだという根拠は何か。日本は先進国だからでたらめを言っているはずはない。それなりに理由があるはずだ。韓国政府やマスコミが隠しているかもしれないので、それが知りたい」といった意味の話を何回か聞かされた。

 いい傾向だとは思いますが、こういう冷静な韓国人はまだまだ少数派なのでは。
 一般の韓国人にしてみれば、「日本政府が主張しないのは、こちらの主張を認めてるから」、こういう理解なんだろうと思います。

 日本政府とは違って、韓国政府は日本側が何か“妄言”を発するたびにいちいち抗議をします(中身はというと根拠に基づいた冷静な反論ではなく、感情的な決めつけばかりではありますが)。
 こういう姿勢は国家として当然のことであり、国際常識でもあると韓国人は皆思っているでしょう。

 この点だけを見ると、いちいち反論しない、よほどのことがない限り抗議もしないという日本政府の態度は間違ってると私は思います。
 これではいつまで経っても日韓間の問題は解決できません。黒田さんも言われてるように、「反日感情を恐れ萎縮していては相互理解など成立しない」のです。

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