「アンカー」有本恵子さんご両親インタビュー
2007.07.12 Thursday 01:47
くっくり
青山繁晴
「はい。有本恵子ちゃんが、神戸市長田区の出身、ま、僕と幼稚園が同じなんですけど、それだけじゃなくて、実は有本さんのケースは拉致問題全体を解決するために、とっても大事なヒントを持ってるんです。で、そのヒントを活かして、これからどうしたらいいのか、それだけを考えるために今回行ったので、まずそのために、有本恵子ちゃんの誘拐というのがどういう事件だったのかを、きっちり振り返りたいと思います」
image[070711-05nenpyo.jpeg]村西利恵(進行役)
「(年表を示しながら)はい。恵子さんはロンドンに留学していた1983年に、ヨーロッパで拉致されました。で、ここから5年間、家族は恵子さんと連絡が取れなくなるわけなんですが、1988年に、同じ拉致被害者・石岡亨さんの手紙で、恵子さんが北朝鮮にいるということがわかりました。ここから家族の恵子さんを取り戻すための19年間の闘いが始まったわけなんですが、今から5年前、当時の小泉総理が訪朝して、5人の拉致被害者が帰国した際に、北朝鮮からは有本恵子さんは死亡したと告げられました」
青山繁晴
「はい。で、今、村西さんが言ってくれた通りの経過なんですが、この中でね、実は一番大事なところはこの部分(年表の「よど号メンバー元妻」の箇所を示す)なんですね。小泉さんが行く半年前に、まず、よど号というのは、1970年に日航機よど号という飛行機をハイジャックして、日本人の男性たちが北朝鮮に行きました。その後に日本人の女性たちが北朝鮮にわざわざ入って、奥さんになった、つまり支援したわけですね。その奥さんの一人が日本に帰ってきて、『実は私は有本恵子さんを誘拐拉致いたしました』ということを法廷で証言したわけです。でね、それに関連して、このよど号のメンバーあるいは元の奥さんたちが、日本に帰って来つつあるわけですね。やっぱり最初は北朝鮮でいい目を見させてもらったけど、今は北朝鮮から冷たい扱いを受けてるから、日本に帰ってきて逮捕されたり、あるいは逮捕状が出てたりするわけです。その中から、有本恵子ちゃんについて重大な証言がこれ以外にも出てきてて、政府高官の証言によると、実は参院選が終わった後に、重大な動きが出るだろうとまで言ってるわけです。それを今日、みなさんにお話しすると同時に、ご両親に伝えたわけです。ご両親からは意外な反応も含めて帰ってきました。だからそのVTRを皆さんと一緒に見たいと思います」
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