「アンカー」北の壮大な罠(付:久間大臣辞任)

2007.07.05 Thursday 02:19
くっくり



image[070704-5yakusoku1.jpeg]村西利恵(進行役)
「『ヒルさんの訪朝で交わされた2つのウラ約束』、これは先週お話しいただきましたよね。『北朝鮮のNPT復帰』が1つ、あると」

青山繁晴
「これね、順番をもう一度思い出していただくと、金正日さんが出てきて、中国の外相に会う前に、ヒルさんが電撃的に訪朝しましたね。ということはヒルさん、つまりアメリカと北朝鮮が何かの約束をして、その後に中国の外相が行ってそれを認める形。ということは、ここで、北朝鮮・アメリカ・中国という3者連合ができあがるという話ですね。そのうちの一つが先週言った、この北朝鮮のNPT。ちょっと難しげに見えるけど、そう難しくないです。核兵器が広がるのを防止する条約に戻りましょうということです、と」

村西利恵
「でも青山さん、これはあんまり意味ないとおっしゃってましたよね」(先週の「アンカー」参照)。

青山繁晴
「これがどうしてわかったかというと、僕がまず、ヒルさんを辞めさせろと、国務省の幹部に会いに行って、解任を要求しました。その時に国務省幹部が、『言ってることがわからないわけじゃないが、ヒルだって北朝鮮に行った時、成果があるんだ』と言って、これ(NPT復帰)を出してきたんです。僕が言ったのは、いや、それでも辞めさせなければいけない、これは目くらましだと。つまり、もともと北朝鮮はNPTにいて、それを隠れ蓑にして、核開発を何十年やってきて、だから去年10月の核実験になったんだ、と。そこで作ったチャチな核兵器はアメリカにとっては脅威にならないもんだが、隣の日本にとっては脅威になるから日本はだめなんだから、この人には辞めてもらわなければならないと言った。そして国務省幹部が言ったのはこの件だけだったんです。ところがその後にヒルさん自身がVTRにあったように、ヒントを持ち出してきたわけですよ。ヒルさんが持ち出したその4つの話、先に出して下さい」

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