2007.03.31 Saturday 04:16
くっくり
海上自衛隊の護衛艦の乗組員をしている2等海曹が、イージス艦に関する情報が記録されたハードディスクなどを自宅に持ち出していたことがわかりました。警察では、情報の内容によっては日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法に抵触する疑いもあるとして調べています。
警察の調べによりますと、この自衛官は神奈川県横須賀市にある海上自衛隊第一護衛隊群に所属し、護衛艦「しらね」の乗組員をしている33歳の2等海曹です。警察はことし1月、この2等海曹の中国人の妻に対する出入国管理法違反の容疑で自宅を捜索したところ、パソコンの外側に取り付けるハードディスクとフロッピーディスクが職場から持ち出されているのが見つかり押収しました。分析した結果、ハードディスクの中にイージス艦に関する情報が記録されていたということです。イージス艦は日本がアメリカに続いて導入した最新鋭の護衛艦で、情報の内容によっては防衛省の中でも最高レベルの秘密情報となる「特別防衛秘密」にあたります。またフロッピーディスクには、ほかの護衛艦のレーダーのデータや構造に関する資料も入っていたということです。警察では日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法に抵触する疑いもあるとして、2等海曹から事情を聞くなどして調べています。また、この2等海曹はイージス艦に関する情報に接触できる立場にはないということで、警察では情報の入手ルートについても調べています。防衛省も、この2等海曹が持ち出した情報にどのレベルの秘密が含まれているかや情報を入手した経緯などを詳しく調べ、今後の対応を検討することにしています。
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