ホワイト国除外で韓国メディアに乗っかる日本の大メディア…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2019.07.16 Tuesday 00:03
くっくり
<今週のニュース項目>
(1)WTO理事会で本格議論へ 日本輸出規制
(2)日韓 会合翌日異例の反論 輸出規制巡り
1月30日の部会の様子を2月4日の「虎ノ門ニュース」で紹介して(こちら参照)、そこから水面下の動きが始まっていくんですけどね。
まず申し上げておきたいのは、あまり言いたくないんですけどね、韓国政府以前に韓国メディアの報道があまりにも不正確だと思うんですね。
たとえば、現在の北朝鮮に対する制裁が始まる前に、いわゆる日本側から大量破壊兵器関連の物が北朝鮮に輸出されてた、あるいは不正に輸出されてたということが、しきりに韓国メディアの側から強調されるんですけども、全く不正確な報道。
というのは、まず制裁前の90年代の話とかが、まるで制裁後みたいな話に扱われてる。
それから不正輸出というのは、これはっきり申しますが、朝鮮総連の違法行為を日本が摘発したものであって、日本政府が関与してた云々、あるいは日本の特に中小企業がお金儲けのために時々北朝鮮と商売して摘発されたことはあったが、主として朝鮮総連の不法行為を日本が一生懸命摘発してたという話であって、本当は韓国じゃなくて日本が北朝鮮を助けてたというのは滅茶苦茶な話のすり替えなんですよね。
メディアだけが悪いっていうんじゃなくて、やっぱり韓国政府の主張があまりにも度を超して、狼狽してて、仰ることにほとんど整合性がないんですよね。
たとえば日本に対して二国間協議をやれと要求してて、日本は事務レベル協議があっても二国間協議ではないと、これあくまで日本側が事実関係を説明しただけだと。
協議っていうのは落とし所を探るわけで、日本は落とし所探るっていうことありませんから。
だから協議には入ってないんですけれども、皆さんこれやっぱり思わず失笑してしまうというかね。
これ今回、日本側は、特に政府、経産省・外務省・官邸含めて政府全体が抑制した話し方をしていて、だから僕が客観的に見てても正確。
たとえば西村康稔官房副長官が、韓国は実は3年間、二国間の協議に全然応じてこなかったということを、やっと公表されましたが、それは一番抑制的に言って3年間なんですよ。
極端なこと言うと、このおよそ70年間、日韓基本条約とか色んなことはあって、その時はもちろん協議してるわけで、だから70年は言いすぎにしても、基本的に、日本はものすごく悪いことだけしたんだから、日本と話す必要はないみたいな姿勢がずっと続いてきて。
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