新しい元号は「令和」であります!

2019.04.01 Monday 13:20
くっくり


 「オレだったら、もっと威厳のあるのを選ぶなー」
 「昭和枯れススキが平成枯れススキになるってのはオモシロイだろう…」
 「さー、そろそろみんな席に戻って…、平静に仕事しなさい」
 「……そのシャレ、日曜日中考えてたでしょ?」
 「しかしオレもいろいろ考えたけど、いいシャレがないんだよなー」
 「ある意味で大変むずかしい年号ね」
 「そんなにむずかしくないわよ」
 「へぇせー(そう)?」
 「あ〜、それだけはみんな考えても口にださないのに」

 まあとにかく、「平成」は当初、「昭和」に比べると、音的に力がぬけた感じは確かにありました。

 今ごろ、「令和」をめぐって、日本全国の職場、学校(は春休みですね)、地域、家庭などで、さまざまなやり取りが繰り広げられているんでしょうね。

 もちろん、「違和感あるわ〜」という人もたくさんいるでしょう。
 実際、SNSなどでは、若い人を中心に、そうした声も出ているそうです。
 でも、「平成」になった時に比べれば、「いいね!」の声は確実に多いと私は思います。

 また、「令和」に決まったのを機に、多くの人が万葉集に興味を持ってくれるのではないかと、そっちの期待もあります。
(私も特に造詣が深いわけではないのですが、たまに万葉集がらみの記事も上げてきました。たとえばこちらとかこちら


 あと余談ですが、昨日まで、「アベが圧力かけて、あるいは周りが忖度して、新元号に『安』を入れるんじゃないか」とか、反安倍の方々がちょっと騒いでましたよね。

 「安」は元号ではわりとポピュラーな字だし、私は別に入ってもいいと思ってましたが、彼らが発狂して、最悪の場合は国内が分断ってなことにもなりかねないので、その意味では、やっぱり「安」が入らなくてよかったかなあと。

 安倍さんだっていつまでも総理でいるわけじゃないんだから、分断と言っても一過性のものだけど、やっぱりスタートで揉めるっていうのは気持ちよくないですからね。

 日本の万葉集からの引用ということで、今後、アベガーの皆さんは、「右翼だ、国粋主義だ」とか、「やっぱりアベの圧力が働いたんだ」とか、無茶なこと言うかもしれませんが、そもそも、日本の元号なのに、他国の古典を引用し続けていたこれまでの方が、むしろおかしかったんじゃないですかね。

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