新しい元号は「令和」であります!
2019.04.01 Monday 13:20
くっくり
そして、万葉集を選んだ理由としては、こう述べました。
「万葉集は1200年余り前に編さんされた日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人(さきもり)や、農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」
先日、拙ブログで、ドナルド・キーンさんにまつわる記事を書きましたが、万葉集をはじめ多くの日本文学を世界に紹介したキーンさんも、新元号を天国からご覧になって、喜んでおられるんじゃないでしょうか。
そして、もしかしたら英霊の方々も…。
(大東亜戦争の前線で、日本人捕虜や兵士が残した書類や所持品に向き合ったキーンさんによれば、本の中で一番多かったのは万葉集だったそうです)
さらに、総理はこのように述べました。
「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れをつげ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人があすへの希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定した」
(以上の安倍総理の発言はNHKニュースより)
それに、この元号なら、国民も比較的早く馴染めるような気がします。
実は、「平成」になった時は、正直、多くの国民が戸惑いました。
馴染むまでに、けっこう時間がかかったと思います。
今でも覚えてるんですが、お坊さんを題材にした岡野玲子さんの漫画「ファンシィダンス」(本木雅弘さん主演で映画にもなった)で、「平成」になった時の話があって、その中では、「やる気のないサラリーマンのような…」と評されてました。
(今でも覚えてると書いたけど、漫画は実家に置いたままなので、少し違う表現だったかもしれません)
しりあがり寿さんの漫画「おしごと」(Hanako連載)では、平成になった時、オフィスでこんなやりとりが。
「しかし、なんだかマがヌケた名だなあ…」
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