【過去】夫が変わった!
2019.03.26 Tuesday 00:01
くっくり
「前は天皇制反対って言うてたけど、それは間違いやった」
私は驚いてしまって、「え?何で?いつ変わったん?何があったん?」と、思わずたたみかけました。
すると夫は、「いろいろ勉強してみたら考え変わった。これまではよう知らんかったからなぁ」。
私は目を丸くして、ちょっと意地悪く「へえー、前はあんなに『税金の無駄遣い』とか言ってたのに…」。
すると、夫は「昔のことはぶり返すなやー」と、ばつが悪そうに笑っていました。
夫はこの時「勉強してみたら考えが変わった」と言っていましたが、実際のところ、皇室関係の本などを読んだりしている姿を私は見たことがないので、具体的に何をもとに勉強したのかは不明です。
ただ、私が受けた感覚では…
夫は震災のあと、天皇皇后両陛下や皇室の方々が被災者を見舞われているお姿とか、そういったものをテレビなどで見て、天皇や皇室が日本にとってなくてはならない、かけがえのない存在であるということを、体感したのではないかしら?
頭ではなく心で理解したのだと思います。
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例えば、昨年2011年5月1日放送「たかじんのそこまで言って委員会」で、京都産業大学教授の所功さんが、両陛下が震災当日にどのような行動をとられたかを紹介したことがありました。
夫はそれを聞いてテレビの前で号泣したんです。
その時の所さんの話とは、こういうものでした。
(11/5/2付:3月11日に天皇皇后両陛下がなされた事より)
私は今の両陛下が、まさに今回の3月11日の大震災にあたって、最も早く、最も的確に行動されたということを知り、驚きました。
その原点は何かというと、お二人とも、陛下が昭和8年、皇后様が昭和9年のお生まれで、昭和20年の8月15日に日光へ疎開しておられた皇太子様が書かれた作文があります。
どういうことが書いてあるかというと、今度の大戦で、陸・海の軍人もよく戦った、それから国民も一所懸命に戦った、でも敗れた、そこで、この国を本当にこれからどん底から立ち直らせていくのは自分の責任だと、自分がしっかりその困難に耐えて行かねばならんということを、書いておられるんですよ。当時まだ11歳ですよ。そういうお気持ちが、もうお小さい頃からあられたということ。
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