織田邦男元空将のレーダー照射解説…Tweetまとめ19.01.01〜01.15

2019.01.18 Friday 00:54
くっくり


・150m、距離500m、国際標準。全然違反してない。国際民間航空条約(ICAO)の最低安全高度、これはイコール距離、それも違反してない。本当は軍というのはもっと下がってもいい、近づいてもいい。
・3つめが支離滅裂なのは、「軍用機には適用されない」、その通りなんです。軍は適用除外なんですよ。日本は民間機の基準を朴訥に守っている。これを書いた人は素人で、現場と調整してないのがよく分かる。現場の海軍の人がこれを見たら、赤面して恥ずかしくなる。

 もし日本側が低空飛行してきて危険だと思ったら、通信で問いかけて確かめて下さいと。それはCUESに書いてある。
 雑音が入った音声だが、聞いても分かる。内容は分からなくても自分に問いかけてるのは分かる。普通は「SAY AGAIN」と言う。それも言ってない。

 韓国艦艇は、軍艦旗はメインマストに掲げてた。艦尾には掲げてないが。ということを私は聞いた(くっくり註:青山繁晴さんも1月14日の「虎ノ門ニュース」で、自民党の部会で防衛省役人から「国旗は掲げていた」と聞いたと話していた)。それはどこの国でもそう。

image[190118tora3douga.jpg]

 韓国側の映像で墓穴を掘っている。11秒のやつ。P-1の機影が見える所。高度がこれで分かる。
 P-1の全長は38m。38mが海面までいくつ入るか。私が定規で測ったら7つか8つ。短い方をとっても38×7=266mで、150m以上。
 韓国側は振動と騒音がすごかったと言ってるが、250mだと、ほぼ観閲式の時の高度。じゃあ安倍首相の上を飛んで、威嚇飛行かということになる。墓穴掘ってる。

 威嚇飛行という認識があれば、CUESに則って、P-1にお前の目的は何だと聞けばいい。のに、してない。
 レーダー照射が紛れもない事実だと問い詰められて、もう逃げられなくなったら、威嚇飛行だと論点をずらして非難。国際社会の専門家はみんな何を馬鹿なことを答えてるんだと思ってる。

 日韓関係について今、日本のメディアから出てくる声は「大人の対応を」「落とし所を」「頭を冷やして」。それをやってきた結果、反日無罪的な、日本に対しては何をやってもいい、国際条約や国際規範を破ってもいいというムード。それは日本が大人の対応してきたから。

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