産経新聞的ちょっといい話(7)(読者投稿欄より)

2018.12.08 Saturday 00:06
くっくり


 今日は「産経新聞的ちょっといい話」第7弾をお届けします。
 産経新聞の読者投稿(オピニオン面「談話室」)から、特に産経らしさが表れた投稿をご紹介。
 12月8日に読むにふさわしい投稿(戦争にまつわるお話)も、何本かあります。

 ほとんどが朝日新聞では、そして毎日新聞や東京新聞でも採用されない内容だと思います。
 「ちょっとイラッとする話」も混じっていますが、産経だからこそ掲載される問題提起です。

 前回(第6弾)はこちら。
 
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【国難に殉じた英霊に感謝】
 2017.8.10
 会社員 矢吹正道(49)東京都品川区

 私は毎年、お盆休みと重なる8月15日の「終戦の日」は靖国神社に参拝しています。
 他の予定を入れることは考えられません。
 靖国神社参拝よりも優先することはあり得ないと思うからです。

 午前中に参拝を済ませ、正午までに帰宅し、全国戦没者追悼式の中継をラジオで聴きながら黙祷(もくとう)します。
 一昨年は戦後70年の節目で靖国神社で参拝を待つ列が例年よりかなり長く、危うく正午の黙祷に遅れそうになりました。
 昨年はその反動で参拝者がへるかと思いましたが、あまり減らず心強く感じました。

 私は、父方の大叔父2人と母方の大叔父1人が戦死しています。
 しかし、靖国神社に参拝するのは、親族が祭られているからだけではありません。
 未曽有の国難に殉じた全ての英霊に感謝したいのです。

 終戦の日は、今日私たちが享受している平和の礎となられた先人に、誰もが思いをはせる日としたいものです。


【傷の痛み以上に胸痛む日々】
 2017.8.11
 医師 渡邊裕(91)甲府市

 甲府市大空襲で受けた大やけどの痛みに耐えながら、終戦を私はベッドの上で迎えた。
 快晴の、アブラゼミの声が暑苦しい日だった。
 空襲に手も足も出ない状態が続いていたことから、この日を覚悟はしていたが、悔しかった。

 その後はひどいものだった。
 「真相箱」という宣伝放送が連日、ラジオで流され、東京裁判、憲法など日本を骨抜きにする占領政策が次々と行われた。
 「軍備のない国などあり得ない」と、新憲法、特に9条に猛反対した共産党が頼もしく見えた。

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