2007.01.22 Monday 15:32
くっくり
対話に応じるかどうか中国側の公式反応はまだ出ていないが、中国外務省報道官は18日、台湾断交、内政不干渉の2原則さえ承認されればバチカンとの関係改善を希望すると表明した。バチカンは1951年以来、中国と断交しており、欧州国家として唯一、台湾と外交関係を維持している。両者の関係正常化は、中国にとっては台湾の孤立化、バチカンにとっては人口13億の中国での信者獲得いうメリットがあり、かねて水面下の交渉が続いていた。
中国側はバチカンの影響力を非常に警戒している。かつて法王の呼びかけでポーランド共産主義体制に対する民衆の抵抗運動が活発化し、体制崩壊につながった例があるからだ。仮に双方の対話が開始されても「投獄中の著名な非公認教会聖職者の釈放など表面的な譲歩は引き出せても、自由な布教活動や司教任命権で中国側が譲歩する可能性は低い」(国内の非公認教会関係者)とみられている。「関係正常化がバチカン側の譲歩を意味するなら断交のままの方がむしろいい」という信者さえいるほどだ。ローマ法王ベネディクト16世は近く中国の信者に向け書簡を送る。
最大の焦点となる司教任命権をめぐっては2006年5月、中国側がバチカンの了解を得ずに司教を任命し、バチカン側がその司教を破門にするなどの対立が表面化した。20日付の中国系香港紙大公報によると、中国が独自に選出した広東省広州教区の新司教を、バチカンが中国が発表する前に承認を宣言し、そのことに中国当局側が不満を示したという。
最終更新:1月22日8時0分
[7] << [9] >>
comments (18)
trackbacks (3)
<< 蓮池透氏「山崎拓に利用されたという感が否めない」
竹島プロジェクト2007 >>
[0] [top]