米朝会談最大のリスク「朝鮮戦争終結→平和協定」で中国介入&新潟県知事選と福岡浩教授…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.06.11 Monday 19:46
くっくり
(前半部分はざっくりまとめ)
朝鮮戦争、普通に考えるともう終わってますよね。
だから手続き的に朝鮮戦争終結させるのは、当たり前感が出ていて、それぐらいはシンガポールであるだろうなみたいなことに雰囲気が生まれてるのは、僕は本当にリスクが大きいという風に、自由民主党の部会でも、個人的に外務省の知友にも、総理官邸の方々にも、1回生ながらアラーム鳴らしてるんですが。
これですね、いま休戦協定ってあるわけです。
アメリカ、中国、北朝鮮っていう、韓国を除いて3者でちゃんと協定結んで休戦になってるわけですよね。
それを朝鮮戦争終結ってことはその協定が終わるんですよね?
で、協定終わる時に何もなしになるんですか?
普通ないでしょ?
これ休戦協定からさらに平和的な状態に前進させるって意味ですから、何かの新しい協定が、川が流れるが如く自然に生まれるでしょ?
それって何協定と言えば、平和協定なんです。
だから朝鮮戦争の終結っていうんじゃなくて、本当は米朝が平和協定結ぶことで、だからそこに中国は入りやすいでしょ。
で、韓国入りにくいじゃないですか、休戦に入ってないんだから。
だからチャイナはスッと入れますよね。
入れる上にですよ、これ中国はいわば保証人になって、米朝戦争せずってことですよね。
じゃあもう事実上、軍事オプションはこんなちっちゃくなるじゃないですか。
実はこれ一連の動きは全部、軍事的な理由で動いてきたんですよ。
アメリカがなぜ北朝鮮にいわば最終処分を下さなきゃいけないのか。
仲良くするのか戦争するのかどっちかしかないとなってきたのは、それは北朝鮮の核ミサイルがこのままほっときゃアメリカに届くようになる。
軍事の理由なんですよ。
じゃあ北朝鮮が、それまで隠れることによってカリスマ性を作ろうとしてきた金正恩さんが急に出てきて、ニコニコしてね、文在寅大統領と抱き合ったり手を繋いだり、境界線を越えたり、色々なさるというのを何でやってるかと言うと、それは去年の秋にアメリカが本当は北朝鮮を攻撃する準備が整って、北朝鮮はさすがの情報大国だから、突然、核開発はもう完成しました、つまりアメリカに届くやつはもう作りませんって言ったので、そこからこの流れになってるわけです。
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