2007.01.09 Tuesday 13:38
くっくり
【ソウル=黒田勝弘】韓国の盧武鉉大統領が昨年11月のハノイAPEC首脳会議の際、日韓首脳会談で安倍晋三首相に対し「日本海」の名称に関連し第3の名称として「平和の海」を”提案”したとして、韓国マスコミなどが問題視している。韓国の公式主張である「東海」案の放棄ではないかというもので、マスコミ世論は「また大統領が余計な発言」と批判している。
大統領官邸もこの発言を確認しているが、盧大統領は日韓関係改善のため認識と発想の転換が必要との考えから「一つのアイデア」として会談の議題とは別に話題にしたという。しかし日本側の反応はなく議論にはならなかったという。
日本海の名称について韓国は近年、韓国での名称である「東海」への変更ないし併記を国連など国際社会に強く要求し、官民挙げて活発に動いている。これに対し日本は「日本海はすでに国際社会に定着した名称で変更の必要性はない」との立場から韓国案を拒否してきた。
ただ昔から日韓双方の文化人などの間では”第3の名称”を主張する声があり、たとえば平和や環境保護などの観点から「蒼海」や「緑海」、さらには「東アジア海」「極東海」などといったアイデアが個人的に出されたことがある。
しかし”第3の名称”案も「東海」案と同じく、基本的には何としても「日本海」の名称を否定したいという動機がある。また日本海はまず国際社会がそう呼称したという歴史的経緯があるにもかかわらず、韓国世論は日本が勝手に名付けたと誤解している。
盧武鉉大統領の「平和の海」案の背景は不明だが、市民運動好きでNGO(非政府組織)的発想の強い盧政権らしい考え方といわれる。
(2007/01/09 05:22)
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