9条新提案「本九条は自衛権の発動を妨げない」・対馬海盆を韓国名に書き換えたJOGMEC(元石油公団)…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.12.25 Monday 20:39
くっくり


 ということは憲法改正しようと思ったら、必ずそのハードル超えなきゃいけないので、まず、僕は自公連立が必ずしも良いと思ってませんけども、しかし現実に連立組んでる相手の公明党が、2項削除したらやらないと言ってるんであれば、これは当然、現実に憲法変えるんならば、考えに入れなきゃいけないです。

 それから、一方この細野さんの発言ですけれども、希望の党は今、世論調査で支持率が1%だったりして、影響力は極めて少ないけれども、しかしこういうことといわば関係なく、国会の中でたとえば自由民主党が最終的にまとめた憲法改正案の3分の2の賛成が必要なので、もちろんこの発言は意味がある。

 さらに(細野氏は)来年やるって言ってるわけですよね。
 再来年になってしまうと、陛下のご譲位があったり、他の重大案件が出てくるから、来年が勝負なんだと、来年と言ってもあと数日ですけども。
 新年が勝負であって、そのためにはこの野党の一角としての、改憲案をまとめるとまで言ってるわけですね。

 だから、実質、憲法改正に絶対反対と、とにかく中身関係なく改正そのものに反対だと…、これ意味不明なんですけど、人間の作った憲法ですから、中身関係なく反対ってのは、まるで宗教と同じで、宗教に対して失礼なんですよね、これ。
 だから非常に奇怪なことではあるけれども、中身に反対と言ってるのは、立憲民主党と社民党と共産党と、そういう人々を中心とした所だけになるわけですよね。

 憲法改正が1日も早く行われないと、拉致事件の解決も、実は1日憲法改正が遅れたら、1年遅れると思った方がいいぐらいなんですよね。
 憲法が改正されれば、自衛隊は救出に行くことができますから。
 自衛隊に戦争しろと言ってるんじゃなくて、自衛隊が救出に行くと言った瞬間に、北朝鮮は、今の日本を舐めきった態度を変えますから。
 彼らはリアリストなので。
 話し合って話し合って駄目だったらもっと話し合いましょうと言ってるから、いつまでも何にも応じないのであって。

 したがってもう1日っていうか、1分1秒も早く9条を改正して、だから9条に今日も話を絞るのであって。
 改正して自衛隊が救出に行けるとなったら、拉致被害者の帰還についての交渉に初めて北朝鮮は応じるんであって、こんな分かりやすいことがなぜ、揉め事の対象になるのか、極めて理解に苦しむわけですね。

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