9条新提案「本九条は自衛権の発動を妨げない」・対馬海盆を韓国名に書き換えたJOGMEC(元石油公団)…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.12.25 Monday 20:39
くっくり
NSSという国家安全保障戦略を改定して、中国はロシアと並んで脅威だと。
こないだ自由民主党の部会で、外務省が、これは良かったという説明。
良かったのはそのとおりで、オバマ政権は中国を脅威とみなすことに腰が引けてたから。
それは良いが、じゃあアメリカの車はどこに売るか。
インドかASEAN諸国しかないが、インドは自国の国産車、ASEANは日本車が入ってる。
本音では中国の購買力に期待してる。
安全保障戦略で中国は脅威だと言っておいて、マーケットで妥協し中国と手を握ることがあり得る。
(6)米税制改革法が成立 30年ぶり抜本改革
(省略)
(7)安保理決議は「戦争行為」 北朝鮮
言葉が弱い。
「全面的に排撃する」と言ってるけど、北朝鮮から戦争起こすとは言ってなくて、要は、制裁が困りますと言ってる。
微妙な変化がある。
(8)安保理が北朝鮮制裁 全会一致で決議採択
全会一致で採択されるということは、中露の協力があると。
これがあれば核・ミサイルも拉致も解決するかというと全く違ってて、ロシアが石油を売ってたり、中国も実際は援助が続いてるのが事実。
但し独裁者には依然としてお金がある。
核ミサイルはビジネスだから。
一番注目される言葉は、火星15号を打ち上げた後に、完成したと言ってること。
金正恩自らの意思として完成という言葉を使って、実際は全然完成してない。
なぜ完成したと言うかというと、アメリカに、この段階で話し合いしてくれませんかというメッセージ。
自民党部会で外務省の担当局長から、北朝鮮は対話を求めてるという話が。
対話というのは、いい意味の対話ではないが、北朝鮮は本心は必ずワシントンを攻撃できる核ミサイルを完成させるつもりで、これは絶対変わらない。
それで初めて米朝が対等になれると思い込んでる。
今までの北朝鮮の核開発の歴史は、金日成、金正日、今の金正恩も基本は、ちょっと実験やめてみせたり、援助引き出したり、今までの手口と同じ。
完成目指してるけど、このあたりで応じてくれないか、そしたらアメリカにとっても、まだ、ワシントンに届くようなのは未完成だから、都合いいでしょと。
それが、ちょっとこの「戦争行為」「排撃なんちゃら」って言葉に微妙に現れてる。
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