安倍総理が真珠湾で示した「和解の力」

2016.12.28 Wednesday 12:57
くっくり



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 安倍総理の演説の内容もそうだし、抱擁の場面もそうだけど、何となくオバマ大統領の広島訪問の時と同じ匂いを感じました。

 でも、日本による真珠湾攻撃は軍事施設への攻撃、アメリカによる広島・長崎への原爆投下は民間人の虐殺で、両者は根本的に異なります。
 本当は、そこをはっきりさせなければいけなかったんだろうけども…。

 ただ、高橋洋一さんが言っていたのは(12月27日放送「ザ・ボイス」あるいは12月8日付「高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ」参照)、今回の安倍総理の真珠湾訪問は「ドレスデン和解」つまりヨーロッパ型の和解であると。

「アジアでは、中国と韓国のように、日本に対して戦争責任を主張し、まず謝罪せよとの、古いタイプの言い方が今でもまかり通っている。それが、今(2016)年は、日本だけがいち早くヨーロッパ型の和解(戦争責任・謝罪なしで、ともに追悼)を取り入れた記念すべき年になるだろう」

 私は原爆投下や大空襲など民間人虐殺という点では、とことん反米です。
 が、日本国としては、そこを乗り越えてアメリカと友好関係を保っていかなければいけない。
 そのことは、多くの日本国民が共有している認識ではないかと思います。

 原爆投下という悪魔の所業があっても日米は和解できたんだと示すことは、いつまでも歴史カードを使ってくる中韓への牽制になると考える人たちもいるようです。
 でも、中韓はそんなもの意に介さないと思います。

 実際、逆にこんなふうに利用してきてますし。

中国政府「日本の指導者は深く反省を」https://t.co/VIhOmtVjxa 総理真珠湾訪問にこれをぶち込むNHKニュース7。「被害を受けた中国などアジアの国々との和解がなければページがめくられることはない」。和解する気もないくせに。中韓北以外のアジアとはとっくに和解済み。

— くっくり (@boyakuri) 2016年12月27日


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