サミットはコーヒーブレイクが勝負!『成果なし』報道は俗論! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2016.05.25 Wednesday 18:07
くっくり
「ああ、そうですね」
青山繁晴
「問題はですね、来年以降、世界経済が、中国に足引っ張られてもっと悪くなるだろう、で、その時に、その、財政出動、ちょっと硬い言葉ですけど、要は僕たちの税金をあえて使って、公共投資、それも今までの公共投資だけじゃなくて、ちゃんと物が、作ったら売れるようにしましょうというようなことを、やらなきゃいけない。で、これに、ドイツのメルケル首相、それからイギリスのキャメロン首相は、まあ反対、消極的なんですよね」
櫻井浩二
「うん、そうですね」
青山繁晴
「これ、実はですね、安倍さんと、いや、ごめんなさい、この安倍さんが、事前にサミットの前に、ドイツやイギリス回って、この話した、報道ありましたよね?」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、報道されてないこと言いますとね、この時ついていった日本の役人が、こう、なあなあで話まとめようとしたんですよ。そしたら安倍さんが、この海外出張の現場でそれ断ったんです。俺がサミットで決着つけるから、こんななあなあの妥協をするなって言って断ったんですよね」
image[160525-07abe.jpg]
一同
「ほぅ〜(驚き)」
青山繁晴
「で、これ実際に、この、賢島で、それやれるかどうかが安倍さんの勝負所になるんですけど、こういうのってですね、メルケル首相やキャメロン首相が、『分かった、そこまで言うんだったらちょっと考えよう』って言っても、これ発表されないんですよ」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「なんでかというと、これ、ドイツやイギリスの、内政の話ですよね」
櫻井浩二
「ああ〜、そうですね」
青山繁晴
「はい。で、それを外国の日本で、いや、こうなりましたって発表するわけにいかないんで、実は表に出てこないんですよ。ゆっくり出てくるわけですよね」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「だから、あの、俗論って言ったのは、いや、その、宣言にこの、メルケル首相やキャメロン首相の抵抗があって、宣言には、財政出動ってはっきり出てこなかった、大した成果はなかったって、そういうことを、一種の誤報をやるなっていうことを、今朝は問題提起したかったんですね」
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