熊本地方を襲った二度の大地震で思ったこと
2016.04.18 Monday 01:58
くっくり
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地震や水害など大きな災害が起きるたび、いつも感心するのは、被災された方々がとても冷静だということです。
周りの方々と助け合い、秩序正しく行動なさっている。
こうした日本人の落ち着きやマナーは、どこから来るのか?
東日本大震災の時、財団法人国土技術研究センター理事長だった大石久和氏はこう述べていました。
【日本人の独特の精神性は、日本の『脆弱国土』と『繰り返し起こる災害』によってはぐくまれたものだ】
と同時に、大石氏はこんな話もしていました。
【われわれ日本人は何度も何度も大きな災害に見舞われながら、それでも何度も立ち向かって乗り越えてきたのです。
悲惨な目にあったのは今の自分たちだけではない。
私たちの先祖もみんな乗り越えてきたことです。
日本は、必ず立ち上がる。
その生きざまを世界に示そうではありませんか】
(拙記事2011/4/4付)
……とは言っても、私たちは具体的に何をすればいいのでしょう?
個人にできることは限られるし、特に被災地から離れた地方に住んでいる場合、ボランティアに行くわけにもいかず、わずかばかりの義援金を送るぐらいしかできない……と、ジレンマに陥る方も多いでしょう。
被災地は大変なのに、自分たちはぬくぬくと暮らしてていいんだろうか?と、罪悪感みたいなものを感じる方もいるでしょう。
実際、東日本大震災の時のような自粛ムードも漂っているようです。
が、それははっきり言って間違いです。
こんな時こそ、どんどん経済活動しましょう!
被災地が大変な時だからこそ、使える範囲でお金はどんどん使って、ちゃんと税金も払う。
必ず被災地に公的資金を投入しないといけなくなるから、むしろちゃんと経済活動しましょう。
被災地にお金を回すために、お金を使う。
それが被災しなかった人たちの仕事です。
……と、偉そうに言ってますが、これは実は東日本大震災の時、ロザンの宇治原さんや、精神科医の名越康文さんが話していたことの受け売り(^^ゞ
今回の地震を受けて、サッカーの本田圭佑選手も、同様のことを発信されているのを知りました。
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