祖国の一部としての沖縄への愛という真実を掘り起こそう! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.04.13 Wednesday 19:13
くっくり


櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、この学徒看護隊は、ひめゆり学徒隊だけが大変よく知られて、観光地にもなってるんですけれども、ほんとは全部で9つあって、この、地元沖縄でも残り8つの学徒隊のことは、ほとんど忘れられていたんです」

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[画像:2012年11月21日放送「アンカー」

櫻井浩二
「はぁ〜、はい」

青山繁晴
「実は、僕自身も、たとえば学生時代、ひめゆり学徒隊しか、知りませんでした。で、白梅学徒隊はその忘れられた、ひとつなんですけれども、ま、あの、不思議なご縁がありまして、新人記者だった時に、初めてここを訪ねまして、ま、以来、30数年間ずっとお参りをしてるわけですけれども、ま、ささやかに、今、あの、櫻井さんおっしゃって下さったように、このことについても発信をして、次第に沖縄でも本土でも知られるようになって、だいぶお参りもあるようになったんですね」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「で、先日は、この白梅学徒隊の、生き残りの皆さん、現在はもう80代後半でいらっしゃるんですが、ま、ちなみに、あの、僭越ながら僕がギュッとハグすると、ほんとに僕の腕の中で15、16の少女に、戻られる感じがするんですね」

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[画像:2013年4月10日放送「アンカー」

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「で、この方々、にも、改めて、この、白梅学徒隊の、自決壕と、あと、ま、弔う塔があるんですけれども、あるいは納骨堂があるんですが、そこに来ていただいて、そして、私たちは、インディペンデント・クラブって言いまして、まあ、あの、僕たちが主宰している会員制のクラブですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「独立総合研究所のクラブなんですが、ここはもう本土、も、沖縄も、そして海外の日本人もたくさん会員がいらっしゃるんですけれども、その有志と、みんな集まってですね、そして自決壕に入って、えー、自決壕の一番突き当たりに、いつも暗くしめってる、ま、地面があるんですけれども、そこをなで回して、えー、皆さんがここで、頑張って下さったので、現在の私たちがいますという感謝を、ま、僕もいつものように捧げ、一人一人もそうなさって下さったんです」

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