岸井・田原・鳥越・大谷・青木が安倍批判で鬱憤晴らしも、質疑応答では内ゲバ、「記者クラブ」を突っ込まれてグダグダに

2016.03.25 Friday 05:38
くっくり



 この会見って、安倍政権のテレビに対する「圧力」がひどいって話が大前提だったはずなのに、田原は何がしたいんですかね(^_^;

 この頃になると、もう他のメンバー全員、「田原さん呼ばなきゃよかった」と後悔していたのでは?

 鳥越が、田原に「田原さんが総理をクビにした頃と、今の安倍政権は明らかに違う」と反論し、古賀茂明氏の話(報ステ2015/3/27の「I am not ABE」) を出しましたが、「これだからこうだと、そう簡単に言える問題ではない。昔は民放はもっと自由だった」と、結論はやはり抽象的。

 また、同じく鳥越の「首相動静を見てると、よく、テレビ局の社長、会長、政治評論家が総理としょっちゅう会食してる。何らかの形で政権の意向が局の上層部に伝わってる」という発言に対して、今度は岸井が足を引っ張ってました。

 曰く、「総理との会食は、TBSの会長、社長はやっておりません」

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 このように、質問に対して誰も具体的に答えようとしないので、この後、香港のフェニックステレビの女性記者から、また同じ質問が出ました。

「神保氏が言った記者クラブ制度について、皆さんからぜひ、日本のジャーナリストの大物ですから、日本の記者クラブ制度を廃止すべきなのかどうか、どのようなお考えを持っているのか、できれば明確に答えていただける方にお願いしたいと思います。
 ここにいらっしゃるおそらく全ての外国人ジャーナリストが日本で経験したことは、日本のメディアに差別され、そして取材できないことは経験してるんだと思います。日本の実情を海外に伝えたいが、いつも日本の記者クラブに門前払いされて差別された経験が数多くあります」

 岸井、鳥越、青木の3人が回答しましたが、それぞれ、

「弊害が目立つようになったので、制度を変えるか現場で話し合うべき。廃止した方がいい」
「閉鎖的な記者クラブは廃止すべき」
「メディアの拠点があるのは悪くない。抜本的な改革ができるのであれば考えてみるべきだが、1社が駄目と言えば動かない」

 ……という感じで、結局、一般論の域を出ませんでした。

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