田辺誠が南京大虐殺紀念館建立を後押しした!?

2015.12.12 Saturday 02:29
くっくり


「たとえば南京大虐殺の30万人という数字について、当然、根拠はありますが、これはたんに一人ひとりの犠牲者を足していった結果の数字ではありません。被害者の気持ちを考慮する必要もあります」

※詳細はこちらを→15/10/3付:犠牲者数は中国人民の感情に比例する!?

 さて、残念ながら三岡氏は追及をやめてしまいましたが、中国の言うままにしてはおけないと考えた日本人は三岡氏の後にもいました。

 亀岡高夫氏もその一人です。
 亀岡氏は、陸軍士官学校を卒業し、戦後は衆議院議員となり、建設大臣を務めた人です。

 戦場と日本軍をよく知っている亀岡氏は、中国の軍高官に抗議しました。

「『南京事件』は作りごとであり、まして30万人などとは…」

 すると、軍高官から、こう反論されたそうです。

「日本社会党の田辺誠委員長から言ってきている」

 衆議院議員の稲葉大和氏も、やはり30万人という数字について中国軍の高官に抗議しました。

 すると、「虐殺紀念館の建設は日本から言い出したことだ」と言われて、二の句が継げなかったそうです。

image[151212-06kinenkan.jpg]

 同じような中国側の言い訳は、三岡健次郎氏も経験しています。

 盧溝橋にある反日記念館に行き、あまりの残虐さに驚いたものの、「田辺誠から言ってきている」と反論され、黙るしかなかったそうです。

 これらのことから見えてくる共通点は、

(A)中国の高官は30万という数字にまともな反論をしていない。
(B)展示を追及されると、日本の記者や、日本の政治家からの要請だと言って、逃げている。

 要するに、中国高官は「南京事件」を事実だと捉えていないのです。

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