パリのテロを口実にウイグル弾圧をますます強める中共
2015.11.28 Saturday 03:29
くっくり
【私たちは一人のウイグル人に軍人二人という割合でマークされています。
銃の恐怖を背景にウイグル人に中共支配の意に沿った振る舞いをするよう強いているのです。
少しでも不満を口にし、抵抗でも示そうものなら容赦なく捕らえられます。
現在、中共には実に4万人以上のウイグル人が投獄されています。
刑務所で暴行を受けていないウイグル人など一人も存在しません。
いったん当局に逮捕されれば、われわれの想像の及ばない形で暴力を受けるのです。
南部のある集落では当局の暴力で死亡者が続出し、ほとんどの家庭で家人全員が揃わなくなった、といった悲惨な話も耳にします】
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[画像は2009年7月に発生したウイグル暴動を取り上げた関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”より]
【2014年7月28日のことでした。
この日はイスラム教の断食月(ラマダン)最後の日でした。
カシュガル地区ヤルカンド県イリシタ郷でラマダンの聖なる夜にお祈りを捧げるために集まっていたお年寄りから子供まで12名の女性達が「違法な宗教活動をしている」との密告によって中共当局によって殺害されたのです。
家人である男性達は夜の祈りのためにその場には一人もいなかったそうですが、男性達が家に戻ると、母、妻、娘であった女性達の亡骸を目にします。
男性ら親族は怒りと悲しみに震え、彼女達の亡骸を持って地方政府などに対し、事件の真相究明と責任者の処罰を求めました。
ところが、当局者はこれを「彼等数百人が派出所を襲撃した」として反逆罪という名目でこれを包囲し、殺害してしまったのです。
こうした蛮行に少なくともヤルカンド県イリシク郷等のウイグル人が抗議行動に出たと見られます。
軍隊や特殊警察の投入などで、抗議行動に参加したウイグル人2000〜3000人以上が殺害されました。
殺害には無人機を使って空から爆弾を落とすといった残忍な方法まで用いられたそうです。
新華社通信は刃物や斧を持った武装集団が地元政府庁舎や派出所を襲撃し、市民に無差別に切りつけ、漢族やウイグル族ら数十人が死傷したと伝えています。
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